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【米国株動向】アマゾンの広告クリック数急増

モトリーフール米国本社、2019918日投稿記事より

アマゾン・ドットコム(NASDAQ:AMZN)の広告ビジネスは、同社にとって大きな収入源となりつつあります。

広告事業の売上高は110億ドル規模で、直近四半期では前年同期比約37%増となりました。調査会社Recodeの最近のデータによると、これは広告クリックによる商品ページビューの増加によるものです。

7月にはアマゾンの商品ページビューの11%が広告クリックによるもので、前年同期の8.8%から増加しました。

この成長は広告効果の向上、広告在庫の増加、または両方の相乗効果によると考えられます。

アマゾンの検索結果へのスポンサープロダクト広告が増えており、広告主はランキング上位に入るよう投資し、より効果的な広告を出す必要があります。

そのため、投資家はアマゾンがスポンサープロダクト広告で商品ページビューをどれだけ増やすことができるか、そしていかに広告売上高を増やし続けることができるか注視する必要があります。

広告クリックを促進しているバナー広告

また、検索結果の通常商品リストの上部に表示されるスポンサーブランドバナーでクリック数が大幅に増加しています。

広告調査会社Merkleのデータによると、第2四半期においてバナー広告は広告表示回数のわずか3%でしたが、広告クリックの35%を占めました。

なお、スポンサー広告とバナー広告をそれぞれ重視する広告主がいるため、総合的にはアマゾンの広告売上高が増えることになります。

規制により広告事業の成長減速の可能性も

アマゾンのサイトにおけるスポンサープロダクトの最大の競争相手は、実はアマゾン自身です。

同社は、プライベートブランドを拡大し続けており、プラットフォーム上でサードパーティーとの新たな競争を生み出しています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは最近、アマゾンが検索アルゴリズムを変更し、収益性の低いサードパーティーの商品よりもアマゾン自身の商品を優先するようになっていると報道しました。

アマゾンのプラットフォームでアマゾンのプライベートブランドより検索結果で目立つために、広告主は広告を購入しなければならなくなります。

規制当局はアマゾンのプライベートブランドの慣行を調査しています。

アマゾンはウォール・ストリート・ジャーナルの主張に対して異議を唱えています。

しかし、報道は規制当局の関心を引くと考えられます。

それでも、アマゾンの広告ビジネスは急成長を継続しています。

アマゾンは広告表示回数の増加と平均広告価格の値上げを安定的に継続しています。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Adam Levyは、アマゾン株を保有しています。モトリーフール社は、アマゾン株を保有し、推奨しています。

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