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【米国株動向】マクドナルド、AI企業買収でハイテク企業に変身へ

モトリーフール米国本社、2019918日投稿記事より

マクドナルド(NYSE:MCD)は、人工知能(AI)企業のApprenteを買収し、急速にテクノロジーリーダーになりつつあります。

Apprenteは、多言語での音声注文を自動化する会話エージェントを開発しています。

今回の買収は、機械学習AI企業のDynamic Yieldの買収、およびモバイルアプリ開発企業Plexureへの10%出資に続き、今年3社目のハイテク企業への投資となります。

マクドナルドの技術分野への進出は当初、セルフオーダーキオスク(窓口)および電子看板と控えめなものでした。

今後は、顧客体験を向上させ全体的なコスト削減を目指し、テクノロジー投資を加速させていくのでしょう。

AIやロボットを積極導入

マクドナルドは、AI企業を買収してドライブスルーの対応スピードを上げ、メニュー提案改善で売上を伸ばすだけでなく、ポテト、ナゲット、フィッシュパテを揚げるためのロボットをテスト導入し、アプリにモバイル決済と店舗受け取りを追加しています。

注文の精度に関する調査では、マクドナルドは92.7%を超えると評価されました。

しかし、ミスもおきます。これらのミスは、セルフオーダーキオスクを利用するとほとんど取り除くことができます。

また、セルフオーダーキオスクを利用することでオーダー時に追加トッピングを選択しやすくなります。

業界全体のトレンドに

CEOのスティーブ・イースターブルックは、今年初めにアナリストに対して、キオスク導入などで店舗でさらに多くの顧客が注文、支払い、受け取りを可能にするエコシステムを構築したと語りました。

また、キオスクでの注文の場合、従業員が直接注文を受ける場合よりも多くのアイテムが注文される傾向があります。

第2四半期(4月〜6月)には、世界全体で売上高が過去7年間で最高で、既存店舗売上高は過去4年で最高でした。

特に米国では顧客数が減少したにもかかわらず、メニュー拡充と価格上昇により売上高が増加しました。

マクドナルド以外にもテクノロジーの恩恵を得ているレストランチェーンがあります。

ウェンディーズは数千ものセルフオーダーキオスクを追加し、デニーズ、ドミノ・ピザ、ダンキン・ブランズなどはアレクサのような人工知能による電話注文機能をテストしています。

Apprenteの買収により、ドライブスルーテクノロジーがさらに強化されるでしょう。

すでに何千ものドライブスルーでAIアシスタントを展開しており、これが成功していることからマクドナルドはデジタルプラットフォームでさらなる投資を行っていくでしょう。

マクドナルドは、手頃な価格でハンバーガーを提供するだけでなく、イノベーションを促進するハイテク企業の一面も見せてきています。

これにより将来、増収増益を加速化させるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Rich Dupreyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、ダンキン・ブランズ・グループ株を推奨しています。

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