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【米国株動向】ナイキ、6~8月期決算はコンセンサス上回る増収増益で株価上昇

モトリーフール米国本社、2019年9月24日投稿記事より

スポーツ用品大手のナイキ(NYSE:NKE)が24日夕方に発表した2020年度第1四半期(6~8月)決算は、マクロ経済の不透明感や制裁関税の悪影響にもかかわらず、アナリストのコンセンサス予想を上回る増収増益となりました。

市場は決算を好感し、株価は時間外取引で一時5%以上上昇しました。

第1四半期決算の概要

財務指標 2020年度第1四半期(6~8月) 2019年度第1四半期 前年同期比
売上高 106億6000万ドル 99億4800万ドル 7.2%
GAAPベースの純利益 13億6700万ドル 10億9200万ドル 25.2%
希薄化後GAAPベースの1株当たり利益 0.86ドル 0.67ドル 28.4%

出典:ナイキの決算資料。GAAP=米国一般会計原則

・売上高は前年同期比7.2%増の106億6000万ドルで、アナリスト予想の104億4000万ドルを上回りました。為替中立ベースの増収率は10%でした。

・希薄化後GAAPベースの1株当たり利益は0.86ドルで、やはりアナリスト予想の0.70ドルを上回りました。

・為替中立ベースのナイキブランドの売上高は10%増の101億ドルで、直販やホールセールチャンネルが好調でした。

・地域別では、北米のナイキブランド売上が4%増の43億ドル、欧州・中東・アフリカ地域が6%増(為替中立ベースでは12%増)の28億ドル、中華圏が22%増(同27%増)の17億ドル、アジア太平洋/ラテンアメリカ地域が6%増(同13%増)の13億ドルでした。

・売上高総利益率は、値上げや直販での利益率上昇で150ベーシスポイント改善し45.7%に達しました。

・ナイキは第1四半期に1190万株の自社株を9億9500万ドルで買い戻しました。自社株買い枠はあと130億ドル残っています。

今後の見通し

CFOのアンディ・カンピオンは決算に関する電話会議で、「今日のマクロ環境は一層変動が大きくなっている」と前置きし、3%程度のドル高の逆風を見込んだ上で、第2四半期(9~11月)の増収率をおよそ第1四半期並みとしました。

2020年度通期については、引き続き1桁台後半の増収率を見込んでおり、2019年度の増収率を若干上回ります。

総利益率は50~75ベーシスポイントの増加を予想しており、従来予想を上回っています。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Steve Symingtonは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、ナイキ株を保有し、そして推奨しています。

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