The Motley Fool

大きなポテンシャルを秘める北米小型株3選

モトリーフール米国本社、2019年9月19日投稿記事より

北米の小型株(時価総額3億ドル~20億ドル、約320億円~2100億円)の中で、過去1年で株価が下落しているものの、比較的堅実な財務基盤を持ち有望な銘柄として、カナダのワイヤレスソリューション企業シエラワイヤレス(NASDAQ:SWIR)、モバイルゲームメーカーのグル・モバイル(NASDAQ:GLUU)、オンライン不動産仲介のレッドフィン(NASDAQ:RDFN)を紹介します。

過去1年間で、シエラワイヤレス、グル・モバイル、レッドフィンの株価はそれぞれ、47%、31%、11%下落しています。

かなり売られているので、注目すべき時との見方があります。

シエラワイヤレス:IoTのワイヤレスソリューションに展望

ワイヤレスソリューションのシエラワイヤレスの時価総額は4億1100万ドルで、今回の3社の中でも最も小さい企業ですが、規模で判断すべきではありません。

シエラワイヤレスの売上高成長率の減速により株価下落が下落しています。

モバイルコンピューティング需要の低迷に同社の組込ブロードバンド機器セグメントが直面したためです。

2019年上期の同セグメントの売上は前年同期比17%減となり、全売上高は6%減に落ち込みました。

しかし、IoT(モノのインターネット)セグメントは堅調で、上期の売上は6%増でした。

シエラワイヤレスの経営陣は第2四半期(4月~6月)の決算発表で、同セグメントの見通しは明るいと述べています。

第2四半期の非GAAP(米国一般会計原則)ベースの調整後利益は250万ドルでした。しかし、総売上高利益率は31%と大きいため、売上高成長に回帰できれば、利益も大きく伸びると予想されます。

グル・モバイル:手軽なモバイルゲームで成長

モバイルゲームのグル・モバイルの売上高および利益とも堅調に推移しており、時価総額は7億6200万ドルです。

ユーザーは、スマートフォンやタブレット端末でグル・モバイルのフリーゲームをダウンロードし、その後関連したアイテム等を購入します。

第2四半期の売上高は前年同期比約6%増の9億5500万ドルで、売上高総利益率は前年同期の62.5%から64.6%に改善し、そして前年同期の440万ドルの純損失から250万ドルの純利益に転換しました。

CEOのニック・エールは以下のように述べています。

「第2四半期の業績は、当社の3つの成長系ゲームが全て前年同期比で2桁の伸びとなったことに牽引されています。また、2つの有力なゲームソフト(WWE UniverseとDiner DASH Adventures)も発売しました。」

通期ガイダンスについては、経営陣は売上高を4億600万ドル~4億1000万ドルのレンジで見込んでいます(前年実績は3億6700万ドル)。

レッドフィン:急成長中のオンライン不動産仲介

オンライン不動産仲介のレッドフィンは、今回の3銘柄の中では最も急成長しています。

時価総額も16億ドルに達し、米中型株の規模に近づいています。

第2四半期の売上高は前年同期比39%増の1億9780万ドルと急増しました。

さらに、堅実な売上高総利益率24%で4830万ドルの総利益をあげました。

今注目される小型株13銘柄

CEOのグレン・ケルマンは「当社はターニングポイントに来ています」と強調しています。

「第2四半期にウェブサイト・トラフィック、仲介売上、全売上高の全てが加速し、利益率も上昇しています。

当社はインフラ構築に成功し、さらなる急速な拡大に向け実績を出しつつあります。」

そして、第2四半期の米国中小住宅販売の市場シェアは、前四半期比0.11パーセントポイント増の0.94%に拡大しました。

レッドフィンは成長機会を捉えるために多額の投資を行っていて、直近数四半期は赤字状態が続いていますが、経営陣は第3四半期の黒字転換を見込んでいます。

ガイダンスによれば、第3四半期の純利益を340万ドル~640万ドルと予想しています。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、シエラワイヤレス株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、レッドフィン株を推奨しています。

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