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【米国株動向】マイクロソフト、さらなる増配と自社株買い

モトリーフール米国本社、2019年9月19日投稿記事より

マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)は18日夕方、増配および自社株買いの増枠などを発表しました。

市場は株主還元への積極姿勢を好感し、株価は19日に約2%上昇しました。

四半期配当は、前四半期比11%増の1株当たり0.51ドル(約55円)となり、11月21日時点の株主に12月12日付で支払われます。

これは、過去5年の平均増配率10.96%に並び、年率配当利回りは1.4%になります。

2019年6月期のマイクロソフトの営業利益は前年比23%増、フリーキャッシュフローはさらに62%増となっているため、増配はほぼ予想通りでした。

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自社株買い枠を400億ドル増枠

マイクロソフトはまた、最大400億ドルの新たな自社株買い枠を設定しました。

この自社株買い枠プログラムには有効期限がないため、いつでも活用できます。

同社は、2013年と2016年に同様の400億ドルの自社株買い枠プログラムを設定し、その後使い切っています。

決算で新たな指標や項目を導入

また、マイクロソフトは、クラウドコンピューティング事業を投資家により良く理解してもらうため、新たに決算指標や項目を導入しました。

決算指標は、受注残に相当する残存契約債務(RPO、remaining performance obligation)」で、これにより投資家は売上として計上されていないクラウド事業などの長期契約における受注残を把握できるようになります。

新たな項目は、パーソナルコンピューティング部門の「Xboxコンテンツおよびサービスの売上」です。

これには単体のゲームソフトやゲーム機の売上だけでなく、ゲーム関連の取引、サブスクリプション、クラウドサービス、広告などが含まれます。

これは、ゲーム事業が、単体買い切りのゲームソフトからストリーミングサブスクリプションに移行しつつあることを反映しています。

マイクロソフトは今秋にXboxのストリーミングモードを開始する予定なので、ゲーム関連部門の成長把握にはこの項目が最も適切と考えられます。

基本的に、マイクロソフトの増配および自社株買いに関する発表は毎年恒例です。

そして、同様の増配と自社株買いは株主にとって朗報です。同社株は安定的な配当株なので、引き続き定年退職者を含め全投資家向けでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Billy Dubersteinは、マイクロソフト株を保有しています。Dubersteinの顧客は、記事で言及されている株式を保有している可能性があります。モトリーフール社は、マイクロソフト株に関するオプションを保有しています(2021年1月の85ドルのロング・コール)。

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