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【米国株動向】フェデックス決算、利益悪化受け株価13%急落

モトリーフール米国本社、2019年9月18日投稿記事より

物流サービス大手のフェデックスが17日夕方に発表した第1四半期(6月~8月)決算は、貿易摩擦悪化の影響を大きく受け、利益はアナリストのコンセンサス予想を下回り、通期見通しも下方修正しました。

これを受け、18日に株価は12.9%下落し、10年ぶりの下げ幅となりました。

第1四半期の売上高は前年同期比横ばいの170億5000万ドル(約1兆8000億円)でほぼアナリスト予想通りでしたが、調整後EPS(1株当たり利益)は、利益率の高い国際エクスプレス便の減少等により12%減の3.05ドルで、アナリスト予想の3.16ドルを下回りました。

3カ月前、フェデックスは、2020年度通期の調整後EPSは前年度の15.52ドルから5%前後減少すると予想していましたが、今回の決算発表でこれをさらに引き下げ、11ドル~13ドル(中間値で前年度比23%の減少)としました。

会長兼CEOのフレッド・スミスは、「当社の事業は、貿易摩擦の悪化および政策の不確実性に伴うグローバルマクロ環境悪化の影響を引き続き受けています」と述べています。

投資家は、フェデックスの業績をグローバル経済の先行指標として見ており、今回のさえない決算発表は懸念要因となるでしょう。

決算発表関連の電話会議での経営陣のコメントによれば、企業ユーザーは2009年以来初の世界貿易量の減少を予想しており、フェデックスへの配達依頼を縮小しています。

なお、フェデックスは利益減少に関して同社自身の問題を抱えており、それらはアマゾン関連ビジネスの喪失、TNTエクスプレス買収後に難航する統合作業、週6日への配達拡大に伴うコスト増が含まれます。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Jim Crumlyは、アマゾン株を保有しています。モトリーフール社は、アマゾン株とフェデックス株を保有し、そして推奨しています。

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