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グーグル以外で注目すべきAI株:マイクロソフト、バイドゥ、アマゾン

モトリーフール米国本社、2019711日投稿記事より

アルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)が親会社のグーグルは、AI(人工知能)関連サービス展開で注目を集めており、AIをさまざまなビジネスに活用するのが得意です。

主力の広告事業では、どの広告をどのオンラインユーザーに提供するかを瞬時に決定するためにAIを使用します。

また、AIアシスタントであるグーグルアシスタントは優れた音声検索サービスの1つです。

そして、グーグルの自動運転車プロジェクトであるウェイモは公道で110億マイルもの自動運転走行を実現し、さらに独自の商用自動運転車サービスも提供しています。

しかし、グーグル以外にも、他の多くの企業が自社のビジネスの主要部分にAIを活用しています。

そして、2030年までに15兆7000億ドル規模になると予想されるAI市場から恩恵を受けるはずです。

その中でも、マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)、バイドゥ(百度、NASDAQ:BIDU)、アマゾン(NASDAQ:AMZN)の動向が注目されます。

マイクロソフト

マイクロソフトは現在、世界最大のクラウドコンピューティング企業の1つですが、AIにも焦点を当てています。

2018年の初めに、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラは「AIは、私たちがしていることのすべてを実現できる」と述べています。

マイクロソフトは、クラウドコンピューティングビジネスを通じてAIから恩恵を受けられるでしょう。開発者や企業が、自社のソフトウェアをマイクロソフトのクラウド上で自動化し、データをより効率的に収集する方法を模索する中、クラウドコンピューティング市場は拡大しています。

また、マイクロソフトは、アマゾンに次ぐ世界第2位のクラウドコンピューティング企業です。

同社はすでに、オブジェクト認識や音声翻訳など、多くのAIサービスを同社のアジュール・クラウドコンピューティング・プラットフォームに取り入れています。

アジュールの売上高は直近四半期で前年同期比73%も急上昇しており、2021年までにクラウドコンピューティング市場は2780億ドルに達すると見込まれています。

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バイドゥ(百度)

ほとんどの主要AI企業は米国を拠点としていますが、投資家は中国を拠点とする企業、特にバイドゥを見逃してはいけません。

同社はAIを活用して大規模なオンライン検索ツールを改良していますが、またAIを使った自動運転車の実用化に取り組んでいます。

同社の自動運転車プロジェクトであるアポロは、2021年までに中国の公道で自動運転車を走らせるために貢献するソフトウェアプラットフォームです。

完全自動運転車の実現は何年も先になると思われますが、バイドゥはすでに米国と中国で自動運転車の走行テストを実施し、13の中国都市で100万マイル以上の自動運転を実施しています。

同社はまた、アポロを将来の自動運転バスに採用してもらうため、トヨタ自動車と提携しました。

なぜ自動運転車がバイドゥにとって重要なのでしょうか。

第一に、中国は世界最大の自動車市場であり、そこで起きる変革は大規模なビジネスチャンスとなります。

第二に、中国の自動運転車市場は、今から約10年後に5000億ドル規模の産業になると予想されているためです。

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アマゾン

アマゾンもAIから恩恵を受ける機会が増えています。アマゾンCEOのジェフ・ベゾスは、2年前の投資家への手紙で「今後はAIが、商品需要予測から商品検索ランク付け、そしてウェブサイトでの推奨提案まで、すべてを統括する」と述べました。

これが意味するのは、同社がAIをそのEコマースビジネスのほぼすべての部分を運営するための不可欠な存在と見なしていることです。

アマゾンはクラウドコンピューティングを通じて、マイクロソフトと同様にAIによる恩恵を受けています。

アマゾン・ウェブ・サービス(以下「AWS」)は市場を支配するクラウドコンピューティングプラットフォームであり、継続的にAIサービスを取り込んできました。

ユーザーは、AWSを通じて顔認識、音声翻訳、その他多数のAIサービスを使用できます。

現在のところ、AWSは同社の最大の収益源であるため、AIの活用はアマゾンにとって重要なテーマです。

さらにアマゾンは、過去数年間にわたって「アレクサ」のスマートアシスタント機能を多数の機器やサービスに取り入れてきました。

これらの動きにより、同社がコネクテッドホーム市場を牽引してきており、サービスをさら改善するためにAIを活用しています。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Chris Neigerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、バイドゥ株、マイクロソフト株を保有し、そして推奨しています。

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