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デジタル・リアルティ・トラスト:不況に強いデータセンターREIT

モトリーフール米国本社、2019年9月11日投稿記事より

デジタル・リアルティ・トラスト(NYSE:DLR)は、主にデータセンターの開発・運用に特化したREIT(不動産投資信託)で、安定的な分配金を選好する長期投資家の投資対象です。

現在の分配金利回りは3.5%(4.32ドル)です。

同REITは14年連続で増配を行ってきました。これは優れた経営の成果ですが、今後も堅調な業績および増配を継続できるか確認してみましょう。

大きな市場シェアと厳格なコスト管理

デジタル・リアルティはデータセンター業界の巨大REITです。

310億ドル(2018年のデータ、約3兆3000億円)に及ぶ世界のデータセンター市場で20.5%のシェアを占め、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの主要ハイテク企業などが顧客です。

さらにデジタル・リアルティは、コスト削減にも努めています。

2018年に同REITはシカゴにあるデータセンターの長期利用料金を交渉し、電気料率を20%引き下げることができました。

リセッションに強いREIT

デジタル・リアルティは、成長を継続でき、リセッションにも強いREITです。

リーマンショック時の2008年でも同REITは増収増益を継続し、過去15年にわたって成長を続けてきました。

堅実なREIT運営、それから長期志向の優秀な経営陣がデジタル・リアルティを支えています。

デジタル・リアルティの主力サービスであるデータセンターの開発・運用の重要性を考えてみましょう。

企業はコスト削減のためにウェブサイトの閉鎖などできません。

グーグルは、その検索エンジンを稼働させるためにパワフルなサーバーが必要です。

人々は、ソーシャルメディアサイトの使用を止めることが出来ず、また、デジタルメディアへのアクセスも止められません。

デジタル・リアルティはコミュニケーション・インフラで極めて重要な役割を負っているため、同REITの顧客が契約を中止することはほぼ考えられません。

ラテンアメリカ市場でのプレゼンス拡大

デジタル・リアルティは、2018年12月にブラジルのデータセンター大手Ascentyの買収を完了しました。

これは、ラテンアメリカ地域でのプレゼンスを拡大するための戦略的買収です。

ラテンアメリカは、データセンター運用者にとって次のフロンティア市場です。

携帯電話およびインターネットの利用率が上昇しており、データセンター・サービスへの需要が急拡大しています。

ブラジルでは、300以上の地方自治体へのブロードバンド接続計画が進められており、チリやメキシコでも同様のブロードバンド計画がスタートしています。

エッジコンピューティングでさらなる成長余地

デジタル・リアルティはデータセンター市場では既に主要プレーヤーですが、最先端のエッジコンピューティング(ローカルにサーバーを設置する分散処理型のオープンITアーキテクチャー)でさらなる成長余地があります。

同REITの幹部はデータセンター関連メディアCAPREとのインタビューで、デジタル・リアルティはエッジコンピューティングへの対応も十分に可能と答えています。

このトレンドへの対応が、利益および分配金をさらに押し上げていくとみられます。

デジタル・リアルティは、安定的な分配金を継続するREITであり、10年超にわたる増配実績があります。

リスク回避度が高く、堅実な収入を志向する投資家にとって、デジタル・リアルティは検討に値するでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Renee Gendronは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アップル株、マイクロソフト株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、以下のオプションを保有しています:アップル株の2020年1月の155ドルのショート・コール、アップル株の2020年1月の150ドルのロング・コール、アップル株の2020年1月の155ドルのショート・コール、アップル株の2020年1月の150ドルのロング・コール、マイクロソフト株の2021年1月の85ドルのロング・コール。

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