The Motley Fool

【米国株動向】ディズニー・プラスの価格設定はネットフリックスを意識

モトリーフール米国本社、2019831日投稿記事より

ディズニー(NYSE:DIS)は21世紀フォックスの買収によりコンテンツをさらに充実させ、新ストリーミングサービス「Disney+(ディズニー・プラス)」の11月開始を発表しました。

その後、ESPNプラスとしてスポーツ関連ストリーミングサービスを開始しました。

また、21世紀フォックスの買収等により、ディズニーはストリーミング・サブスクリプションサービスであるHuluも管理するようになりました。

ディズニーはビデオストリーミング分野で大きな存在感を発揮するでしょう。

ディズニーはサービスの差別化戦略も進めています。

同社は低価格で契約したい顧客を引きつけ、魅力的なバンドルで競合他社から顧客を獲得しようとしています。

【米国株動向】ディズニーのビデオストリーミングサービスの詳細が明らかに

ストリーミングバンドル

ディズニーのストリーミングバンドルには、ディズニー・プラス、ESPN プラス、広告付きのHuluのオンデマンドバージョンの3つのサブスクリプションが含まれます。

Huluは広告なしの選択肢と、Hulu with Live TVと呼ばれるマルチチャンネルライブTVストリーミングサービスも提供していますが、ディズニーはこれらをバンドルする計画は発表していません。

ディズニー・プラスの月額料金は6.99ドルと発表されています。

Huluは月額5.99ドル、ESPN +は月額4.99ドルです。

合計すると月額17.97ドルですが、ディズニーが発表した3つのバンドルの場合、月額12.99ドルと非常に魅力的です。

ネットフリックスの値上げ奏功せず

ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)が今年初めに値上げしたとき、最も人気のあるプランを月額10.99ドルから12.99ドルに引き上げました。

そしてディズニーは、ディズニー・プラスのバンドル料金として同価格をぶつけてきました。

ネットフリックスの値上げは奏功していません。

このネットフリックスの動きを受けて、Huluは独自のオンデマンドサービスの価格を下げ、PR戦争で勝利し、その間にLive TVでHuluは値上げを進めました。

一方、ネットフリックスのユーザー数は直近四半期に停滞しています。

ネットフリックスの最安プランは月額8.99ドルから始まりますが、ユーザーは一度に1つのデバイスでしか視聴できず、ビデオはHD(高精細映像表示)ではありません。

HDテレビは20年以上前から米国に登場していることを考えると、HD対応の月額12.99ドルのプランの方が人気であることは驚きではありません。

ネットフリックスの問題

ディズニーにはさらに4K(フルHDの4倍の高精細表示)ビデオがあります。

ディズニー・プラスは4Kでストリーミングされ、すでにHuluは一部のデバイスで4Kが利用可能です。

ネットフリックスを4Kで視聴するには、ユーザーは月額12.99ドルの標準プランではなく、月額15.99ドルのプレミアムプランを選択する必要があります。

ネットフリックスの価格設定に問題があることは否定できないでしょう。

確かに、ネットフリックスのコンテンツライブラリには、ディズニー・プラスよりも数多くの作品があります。

しかし、ディズニー・プラスの人気コンテンツ(「スターウォーズ」やマーベルスタジオなど)、Huluのライブラリ、ESPNプラスのスポーツ番組を組み合わせたバンドルは、非常に魅力的です。

また、価格に大きな差がないため、ネットフリックスはサブスクリプション・ビデオストリーミング市場の大きなシェアを維持したい場合、迅速に対応しなければならないでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Stephen Lovelyは、ネットフリックス株を保有しています。モトリーフール社は、ネットフリックス株、ウォルト・ディズニーを保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、ディズニー株に関するオプションを保有しています(2021年1月の60ドルのロング・コールと2019年10月の125ドルのショート・コール)。

最新記事