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【米国株動向】ID管理のオクタ、大企業の利用増で好調な四半期決算に

モトリーフール米国本社、2019年8月29日投稿記事より

企業向けID管理サービス企業のオクタ(NASDAQ:OKTA)が最近発表した第2四半期(5月~7月)決算によれば、新規法人顧客の獲得増および大企業とのビジネスの拡大などに伴い著しく売上高を伸ばしました。

株価は、昨年から2倍以上になり、2017年4月のIPO(新規株式公開)以来400%以上上昇しています。

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2四半期決算の概要

財務指標 2020年第2四半期 2019年第2四半期 前年同期比
売上高 1億4050万ドル 946億ドル 48.5%
純利益(純損失) -4360万ドル -3840万ドル

 

N/A
調整後1株当たり利益(赤字) -0.05ドル 0.15ドル N/A

出典:OKTA

オクタのサブスクリプション売上高は51%増の1億3250万ドルとなり、この期間に約450の新規法人顧客を獲得し、総顧客数は7000を超えました。

オクタの製品がフォーチュン500に入っているような大企業に受け入れられ、同社の成長がこれらの大企業の顧客によってもたらされています。

COOのフレデリック・ケレストは、上位20の顧客との契約金額が過去1年間で約2倍になり、第2四半期にはオクタの顧客規模としては最大となるフォーチュン50の1社と契約したと述べました。

同社は、いわゆる受注残に相当する残存契約債務(RPO)が前年同期比68%増の9億1360万ドルとなったことも発表しました。

オクタは今後数年間で10億ドルの売上高達成に近づいています。

同社は利益率を改善していますが、調整後ベースでは依然として赤字です。

調整後営業損失率は20.3%から7.1%に縮小しましたが、研究開発費用が引き続き増加し、このことは多くの新製品と改良製品を開発していることを意味します。

フリーキャッシュフローはマイナス1130万ドルからマイナス430万ドルに改善し、CFOのビル・ロッシュは同社がフリーキャッシュフローを今年黒字転換できるよう進めていると述べました。

CEOのテッド・マッキノンは、「サブスクリプション売上高、請求額、および他の項目も大幅に伸びた四半期となった」と述べました。

今後の見通し

オクタの通期ガイダンスは保守的で、売上高を5億6000万ドル〜5億6300万ドル(前年比41%〜42%増)、調整後1株当たり損失を0.42ドル〜0.44ドルとしています。

投資家は期待し過ぎるべきではありませんが、同社はこれまでガイダンスを超える業績を収めてきており、これからも勢いを増していくでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


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元記事の筆者Jeremy Bowmanは、オクタ株を保有しています。モトリーフール社は、オクタ株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、IBM株をショートしており、さらにIBM株に関するオプションを保有しています(2020年1月の200ドルのショート・プット、2019年9月の145ドルのショート・コール、2020年1月の200ドルのロング・コール)。モトリーフール社は、ガートナー株を推奨しています。

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