楽天証券の評判は?特徴とメリット・注意点を解説

楽天証券は主要ネット証券の一つで、楽天市場でおなじみ楽天グループの一員です。
「手数料が安い」、「投資情報やツールが充実している」、「豊富な商品ラップ」などが強みで、投資初心者から上級者まで幅広い投資家に人気があります。
今回は、楽天証券の特徴からメリット・デメリットまで解説します。
楽天証券とは
出典:楽天証券
楽天証券は、1999年に設立された大手ネット証券。
口座数は SBI 証券に続く第2位の約300万口座(2018年12月時点)。
手数料が安く、取引しながら楽天ポイントが貯まるなどのメリットがあります。
また、楽天証券の取引ツールである「マーケットスピード」は、60万人以上が利用する人気ツール。
豊富な情報量と、スピーディーな発注ができることから株式投資には欠かせないツールです。
楽天証券のメリット
業界最低水準の手数料
楽天証券の国内株式手数料は、超割コースといちにち定額コースの2種類から選択することができます。
- 超割コース
楽天証券の超割コースは業界最低水準の手数料。
さらに、取引手数料の1%がポイントバックされます。
【超割コース】
出典:楽天証券
【超割コース大口優遇】
現物株取引はさらに割引され、手数料の2%がポイントバック。
信用取引は手数料が0円になります。
大口優遇は、一度条件を達成すると3ヶ月間適用されます。
出典:楽天証券
大口優遇達成条件は、以下の通りです。
出典:楽天証券
- いちにち定額コース
1日の取引金額が10万円まで無料。
さらに、デイトレードだと日計り取引の片道手数料が無料になります。
1日に何回も取引する人にオススメの手数料コースです。
出典:楽天証券
高性能取引ツールであるマーケットスピードが使える
出典:楽天証券
利用者数が60万人を超える、高性能取引ツール「マーケットスピード」。
「マーケットスピード目当てで楽天証券に口座を開設した」という投資家がいるほど人気があります。
マーケットスピードには以下のような特長があります
- 豊富な投資情報がほぼリアルタイムで提供される
- 国内株式だけでなく、米国株式や先物オプション・海外先物も同時に取引できる
- 2018年10月には、「アイスバーグ注文」や「スナイパー注文」などアルゴリズム注文を備えたマーケットスピード2がリリース
さらに、2019年6月24日から「マーケットスピード」と「マーケットスピード2」の利用料が完全に無料となりました。
出典:楽天証券
これまでは、預かり資産残高30万円や信用口座・先物オプション口座を開設するなどの条件がありましたが、すべての投資家が無料でマーケットスピードを利用できるようになりました。
高機能ルールであるマーケットスピードを利用するため、口座開設してみるのもオススメです。
楽天スーパーポイントが貯まる
楽天証券には、株の取引や投資信託の保有によって楽天ポイントが貯まる「ハッピープログラム」があります。
ハッピープログラムに参加すると、手数料が発生するごとに数%が楽天ポイントとして加算されていくのです。
出典:楽天証券
楽天証券のハッピープログラムは、国内株だけでなく海外株や FX・投資信託など様々な投資商品でポイントが付くのもメリットです。
ハッピープログラムを始めるには以下の手順が必要です。
- 楽天銀行に口座を開設
- マネーブリッジに申し込み
- ハッピープログラムにエントリー
ハッピープログラムを使うには、楽天銀行に口座を開き、マネーブリッジを申し込む必要があります。
マネーブリッジとは、ネット銀行の楽天銀行とネット証券の楽天証券を連携させることで使えるサービスです。
ハッピープログラムが使えるほか、楽天銀行の普通預金金利が通常の0.02%から0.1%に5倍もアップします。
ハッピープログラムにエントリーするのは無料です。
楽天ポイントが貯まるので、ぜひ利用するようにしましょう。
投資信託の扱いは業界トップクラス
楽天証券は投資信託にも力を入れています。
投資信託の取り扱い本数は業界トップクラスの2,500本以上。
販売手数料無料のノーロードファンドも1,200本以上あります。
楽天証券では100円から1円単位で積立投資が可能。
まとまった資金を用意できない人や、投資経験があまりない人でも、少額から気軽に投資を始めることができます。
株式の売買、配当金や分配金の受け取りなどで預かり金が残った場合でも、100円以上1円単位で運用できるので、効率よく資金を使うことができるのです。
さらに、投資信託買付手数料の1%が楽天スーパーポイントになるという特典もあります。
楽天証券の注意点
ハッピープログラムで楽天スーパーポイントをどんどん貯めるには、楽天銀行の口座を開設する必要があります。
楽天市場で買い物をしない場合などは、楽天スーパーポイントをもらってもあまり利用価値がないかもしれません。
ただし、 楽天証券で取引する際は、ほかの楽天サービスと合わせて使うことで、お得度はグンと上がります。
楽天証券で取引を始めるのを機に他のサービスも合わせて利用するようにしましょう。
まとめ
今回は楽天証券の特徴や、メリット・デメリットについて解説しました。
業界最低水準の手数料と、評判が高い取引ツールであるマーケットスピードが無料で使えるので、株式や投資信託などを取引するときは、楽天証券で口座開設することをオススメします。
さらに楽天証券の特徴として、楽天スーパーポイントが使えます。
楽天銀行の口座を開設する必要はありますが、株式や投資信託を購入するだけでポイントが貯まっていくので、ぜひ利用するようにしましょう。
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