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伝説の成長株投資家、フィリップ・フィッシャーのチェックリスト:パート2

モトリーフール・シンガポール支局、2018年10月31日投稿記事より

ウォーレン・バフェットについて聞いたことがある投資家は多いですが、フィリップ・フィッシャーという人物と彼の投資規則についてはあまり知られていません。フィッシャーは、長期にわたって高品質の成長株を管理し、素晴らしい投資実績を挙げた人物です。実は、フィッシャーはバフェットの投資の指導者でもありました。

フィッシャーの最も有名な投資はモトローラでした。彼は1955年にモトローラの株式を買い、一生売ることはありませんでした(彼は2004年に亡くなりました)。彼の著書「Common Stocks and Uncommon Profits」には、成長株を購入する際に彼が注目した15のチェックリストが記されています。このチェックリストについては一連の記事で紹介していきます。私は最近、フィッシャーの最初の3つのチェックリストを紹介する最初の記事を公開しました。

パート2のこの記事では、次の3つを紹介します。

4.平均以上の営業組織を持っているかどうか

主に企業の利益とキャッシュフローは営業によって増やすことができます。フィッシャーは、組織の営業力がどれほど効果的であるかについて調べることで、競合他社よりも優れた業績を挙げるかどうかを投資家が評価することができる、と述べています。営業力の計算方法はいくつかあります。一部の企業は従業員または店舗の売上の数値を公表し、投資家はその数を使用して同業他社と比較することができます。これらの指標は、従業員1人あたりの売上の量を測定するために使用されています。従業員または店舗あたりの売上が競合他社よりも低い場合、企業の競争力や企業体系に問題が発生していることを示しているかもしれません。このような兆候は、その企業に投資することに注意を払う必要性を表しています。

もう1つの方法は、企業の営業社員の給与と、グラスドアなどの求人情報口コミサイトで見られる業界平均を比較することです。営業社員が競合他社に比べて優遇されている場合、同社は進歩的で優れた報酬体系を持っており、優れた人材を引き付けていることを示しているのではないでしょうか。

5.妥当な利益率であるかどうか

利益率は企業のコスト構造が良いかどうかを評価する方法の一つです。企業の利益率が一貫して非常に低い場合(1%から2%)は予期せずコストが上昇した場合に損失に陥るリスクがあります。一方で、高い利益率(20%以上)を有する企業もまた、そのような高い利益率が持続可能かどうかを判断する必要があります。高い利益率は他社からの競争を誘発する傾向があります。

6.利益率を維持または改善するために企業が行っていること

投資家として、企業が利益率をどのように改善しようとしているのかを調べる必要があります。そのためには、コストの大部分を取り除くような大規模な組織再編をしたり、より効率的になるよう利用する資源が減らして工場を再構成したりすることが考えられます。利益率を改善するために努力していない企業は、経営陣がコスト管理を真剣に行っていないことを意味するので、避けるべきです。

パート3では、フィッシャーの15のチェックリストをさらに3つを紹介します。乞うご期待ください。


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