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投資信託の売り時はどうやって決めるのか?一括売却と分割売却について解説

投資信託は長期運用が望ましい投資方法になります。

買ってすぐに売却するのではなく、数年以上所有しておいたほうが多くの利益を望めます。

そうなると問題になるのが、投資信託をどのタイミングで売却するか、という事です。

今回は投資信託の売り時に関して解説します。

投資信託を売却する上で重要な考え方や法則、そして売る時は一括売却か分割売却のどちらが良いのかも解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

投資信託とは

投資信託とは、投資家が出し合った資金をまとめて、より大きな資産とする事で個人投資家だと難しい投資ができる投資方法です。

1口1万円代から購入ができ、投資資産が少なくても始められるのが特徴。

個人投資家はファンドを購入し、ファンドは受け取った資産を複数の投資先に運用します。

投資の世界において、複数の投資先に投資するのを分散投資と呼び、リスクを減らせる投資運用方法として推奨されています。

分散投資を個人投資家が行う場合、投資先の選定やポートフォリオの構築が難しいため、投資を始めたばかりの方が独力で行うのは難しいです。

投資信託は投資の初心者だと難しい分散投資を行えるため、おすすめの投資運用方法となります。

投資信託の売却方法

投資信託の売却はいつでも可能です。

ファンド事にチャートがあり、売却を決めた時点の価格で売却されます。

ファンドによって売買手数料が違く、最近はノーロードファンドと呼ばれる売買手数料が発生しないファンドもあります。

投資信託を始める際は、ファンドを所有し続けるコストや売却時の手数料なども最初に計算しておくと、どれぐらいの利益が手に入るのかすぐに分かります。

投資信託の売り時

投資信託の売り時に正解はありません。

投資の世界を完璧に読み切るのは難しく、売却した直後に高値を更新するというケースも珍しくありません。

かといって、利益ばかりを狙って売り時のタイミングを見計らっていたら損失を出してしまうケースも珍しくありません。

そのため、投資信託を売るタイミングは価格では無く理由やルールに従って決めましょう。

目標金額に達した

まず、投資信託を購入する時にある程度の計画を練るべきです。

自分の年齢と予想される出費、そしてファンドの上昇率を照らし合わせます。

例えば、3年後に子供が大学生になるから入学金が必要になるとします。

入学金は別に用意してあるが、投資信託で利益を出して入学金に回せば、生活が楽になります。

そこで、3年後までに利益が20万円以上に到達したら、20万円分を現金化する、あるいは全てを売却する、といった風に決めるのです。

反対に、3年経って購入した時よりも価格が下がっていたら売却する、といった風に損失を出した時の計画を決めておくのです。

先に計画を立てておけば悩む事なく、すっぱりと利確、あるいは損切りができます。

投資信託の人気が下がる

投資信託は多くの人が購入しないと効果を発揮しません。

ある程度成長したり、人気を無くしたファンドは、解約が多くなり新規購入者が少なくなってしまい勢いを無くしてしまいます。

そんな時に経済が低下すれば、投資熱が下火となり、さらに勢いを無くし価格が下落してしまいます。

投資信託の人気が終わったかどうかを判断する材料は純資産です。

純資産は投資信託の運用残高の事を指し、純資産が大きく減少していると解約が増え、新規参入者が少ない事を表しています。

純資産が減っていったら売却、というルールを決めておきましょう。

まとまったお金が必要な時

基本的に投資は余裕資金で行うべきです。

余裕資金とは、投資で全額を消費しても生活が滞りなく進められる資産を指します。

ですが、どれだけ先の事を計画していても、突発的な出来事はあり得ます。

突然の事故や病気による入院費・生活費。子供の養育費やマイカーローン。

投資に回していた資金を利用すれば窮地を脱せられる場面はいくらでもあります。

そんな状況に陥ったら、必要なお金の分を売却すると決めておきましょう。

売却方法やルールを事前に調べておけば、スムーズに換金できます。

一括売却と分割売却

上記で紹介したルールに従い投資信託を売却すると決めたとして、一度に全部を売るべきなのか、分割して売却するのが良いのか迷ってしまいます。

基本的にファンドを売却する時は一度に全部を売却しても、分割して売却してもコストはそれほど変わりません。

流石に数年間に分けて売却した時は管理手数料が数年分発生しますが、半年かけて分割する時はそれほど気にしなくても大丈夫です。

毎月一定額を購入する積み立て投資をドルコスト平均法と呼びます。

価格が上下する投資信託を毎月一定額購入する事で、購入単価の平均を下げる手法です。

平均を下げれば、価格が上がった時の利益が大きくなります。

分割して売却するのは、この先価格が大きく下がったとしても売却単価の平均を上げて、損失を小さくするメリットがあります。

また、分割して売却中に価格が上昇すれば、利益も出しやすくなります。

デメリットは、複数回に分けて売却するために手続きを繰り返す事になります。

上記で紹介したように、急な出費のためにまとまったお金が必要な時は一括売却。

そうでないなら、分割して売却する方が投資の面から見て望ましいです。

まとめ

以上が、投資信託の売り時の解説になります。

投資信託に限らず、株券や債券の売り時も悩ましいです。

投資の売却のタイミングで悩む時は、自分の決めたルールや計画に従い、機械的に判断をしましょう。

今回の記事を読んで、投資への興味が深まれば幸いです。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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