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【米国株動向】アマゾン経営陣、翌日配達やサブスクリプション売上などに言及

モトリーフール米国本社、2019817日投稿記事より

アマゾン(NASDAQ:AMZN)の業績は堅調で、第2四半期(4月〜6月)に増収率を加速させ、売上高は前年同期比20%増の634億ドルでした(第1四半期の増収率は17%)。

しかし、第2四半期の1株当たり利益はアナリスト予想を下回ったことから、株価は数パーセント下落しました。

【米国株動向】アマゾンの第2四半期決算、翌日配達導入などで増収加速

投資家は、第2四半期決算の電話会議におけるアマゾン経営陣のコメントに注目すべきでしょう。

主なポイントには翌日配達、サブスクリプション売上、広告付きビデオコンテンツです。

翌日配達が増収加速

第2四半期の増収率加速の理由の一つは、翌日配達の積極的な展開でした。

プライム会員に対して無料で1000万以上の商品を翌日配達できるようになり、会員がこの利便性に応えて購入を加速している、と経営陣は強調しました。

アマゾンCFOのブライアン・オルサブスキーは、翌日配達の進捗状況について以下のように話しました。

「拡大しつつある翌日配達サービスへの顧客の反応に大変満足しています。第2四半期においては、主に北米で翌日配達を推進し、1日の配達量は四半期を通じて加速していました。」

翌日配達サービスの展開はまだ途中段階であり、今後数四半期は北米および海外市場で翌日配達を拡充していく、とオルサブスキーは述べました。

サブスクリプション売上の推移

サブスクリプションサービス(含むプライムメンバーシップ、オーディオブック、ストリーミングビデオ、電子書籍、デジタル音楽、およびその他のアマゾン以外のウェッブサービス・サブスクリプション)の売上高は、第2四半期に引き続き大幅に増加しました。

同売上高は前年同期比で37%増、為替中立ベースでは39%増となりました。

しかし、2018年第2四半期に実施したプライム会員料金値上げの効果が、前年比ベースでは今後は弱まるため、数四半期間のサブスクリプションの増収率は低下していく可能性があります。

プライム会員料金の値上げ効果はく落に関してオルサブスキーは、「今後12か月間、サブスクリプション売上が苦戦する要因になるでしょう」と述べています。

しかし、これはセグメント売上が横ばいになるという意味ではありません。

「プライムプログラム自体の成長とプライムプログラムの世界的な拡大により相殺されるでしょう」とオルサブスキーは説明しています。

広告付きビデオコンテンツを拡大

広告事業はアマゾンの増収に大きく貢献しています。

広告事業を含む「その他」セグメントは、第2四半期に前年同期比37%増の30億ドルの売上をもたらしました。

広告収入増の方法として考えられるのは、広告付きビデオコンテンツのさらなる展開です。

アマゾンは広告付きストリーミングサービスの構築を継続し、広告在庫を増やし、ビデオコンテンツ提供者の広告最適化に貢献するAmazon Publisher Servicesテクノロジーを改善します。

結論としては、アマゾンが翌日配達で引き続き成長を続けられるか、サブスクリプション売上が第3四半期に減速するか、広告によって「その他」セグメントの大幅増収を維持できるかに関して、投資家は2019年下半期の動向に注目すべきでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Daniel Sparksは、上記で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アマゾン株を保有し、そして推奨しています。

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