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【米国株動向】Eコマースサービスのショッピファイ、大手向けサービスも堅調

モトリーフール米国本社、2019816日投稿記事より

Eコマースプラットフォーム専業のショッピファイ(NYSE:SHOP)は、従来、大企業のみが利用できたEコマースのツールやリソースを中小企業などに提供することによって、400億ドル(約4兆2400億円)規模のビジネスに成長しました。

ショッピファイの革新的な取り組みにより、数十億ドル規模の企業から個人で小さなお店を始める人まで、すべての事業者が同様のウェブサイト構築ツール、決済プラットフォーム、配送オプションにアクセスできるようになりました。

株価は年初来で160%上昇しています。

そして、ショッピファイは今後もさらに成長するでしょう。

第2四半期(4月〜6月)の売上高は、前年同期比48%増の3億6200万ドルとなり、ショッピファイプラットフォームで販売された取引総額である流通取引総額(GMV)は、前年同期比51%増の138億ドルとなりました。

【米国株動向】ショッピファイの堅調な第2四半期決算で注目すべき7指標

ショッピファイは小規模販売業者向けにビジネスをしているイメージが強いですが、大規販売模業者向けのプラットフォームであるショッピファイ・プラスが最も急成長しているサブスクリプションプランです。

大手企業向けのショッピファイ・プラスを充実

ショッピファイ・プラスは大規模業者向けのプラットフォームであり、ショッピファイの他のプランよりも多くのサポートを提供します。

ショッピファイ・プラスのサブスクリプションサービスに含まれる「マーチャント・サクセス・マネージャー」は、企業がショッピファイのプラットフォーム使用を最適化し、効率化させるのに役立ちます。

ショッピファイの他のサブスクリプションプランは毎月更新またはキャンセルできますが、ショッピファイ・プラスは年間または複数年のサブスクリプションとなります。

今年の下半期には、新しいショッピファイ・プラスのプラットフォームを立ち上げ、複数の国や場所で商品を提供し、様々な通貨で販売している企業のニーズに応えるために改良します。

同社の電話会議で、COOのハーレイ・フィンケルシュテインは次のように述べました。

「今年下半期に新しいショッピファイ・プラス製品をリリースしますが、複雑で大規模なビジネスにとってさらに魅力的なソリューションになるように改良されています。

ショッピファイ・プラスは、すべての店舗、スタッフのアカウント、ユーザー権限、自動化ツールを1か所で管理する機能を備え、各店舗のパフォーマンス概要を利用企業に提供します。」

多くの新規顧客を獲得

ショッピファイ・プラスは多くの新規顧客を獲得しており、大手メーカーや消費者向けパッケージ商品企業を引き付けています。

ショッピファイ・プラスを最近利用し始めたのは、ハードウェア企業のソニーやドルビー・ラボラトリーズ、ビール大手のハイネケン、新しいスキンケア製品のセレブ・ブランドのカイリーズ・スキンなどです。

ショッピファイ・プラスの成長

第2四半期のサブスクリプション・ソリューションの売上高は、前年同期比38%増の1億5300万ドルとなりました。

月間経常売上高(MRR)は、主にショッピファイのプラットフォームにサブスクライブしている新規顧客の増加により、34%増の4710万ドルとなりました。

ショッピファイ・プラスの売上高は急速に成長しており、MRRの多くを占めるようになっています。

第2四半期に、ショッピファイ・プラスのMRRは53%増の1240万ドルになり、全体のMRRの26%を占めました。

結論

直近12か月の売上高13億ドルと時価総額405億ドルに基づけば、現在ショッピファイはPSR(株価売上高倍率)31倍を超えて取引されています。

50%近く売上高が成長している企業としても、このバリュエーションは非常に高いです。

株価がこれほど高い場合はボラティリティに注意すべきでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Matthew Cochraneは、ショッピファイ株を保有しています。モトリーフール社は、ショッピファイ株を保有し、そして推奨しています。

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