The Motley Fool

iDeCo(イデコ)は金融機関選びが重要!どんな「運営管理機関」を選びますか?

現在、多くの金融機関がiDeCo(個人型確定拠出年金)を扱っています。

もしiDeCoをはじめたいのであれば、最寄りの、あるいは使い慣れた金融機関を利用すればよいと思うかもしれません。

しかし、iDeCoをどの金融機関をはじめるかは大切です。

金融機関によって提供サービスや手数料が大きく異なってくるからです。

ここでは、iDeCoの金融機関をどのような観点で選べばいいのかを見ていきます。

iDeCoの運営管理機関とは

厳密に言うと、iDeCoの実施は国民年金基金連合会が行っています。

しかし、投資家がiDeCoの申込をする場合、国民年金基金連合会には申込みません。

投資家がiDeCoを申込む窓口となるのは、証券会社や銀行といった金融機関です。

この金融機関のことを「運営管理機関」呼びます。

そして、iDeCoの提供されるサービスや料金は運営管理機関ごとに違ってきます。

では、具体的にどのようなサービスが違ってくるのか考えましょう。

手数料が違う

iDeCoに申込、掛金の拠出が始まると毎月手数料が必要となります。

iDeCoの手数料は、運営管理機関、国民年金基金連合会、信託銀行の3つの機関へ支払うことになります。

掛金の拠出がある場合は、国民年金基金連合会に支払う必要がありますが、これはどの金融機関に申込んでも変わらず一律103円(税込)です。

また、iDeCoの資産を管理するための費用として信託銀行に支払う管理手数料が毎月必要です。

信託銀行に対して、資産管理手数料として毎月およそ64円(税込)を払うことになります。

利用する信託銀行によって手数料が多少異なりますがその差は数円程度です。

このようにiDeCoにおいて国民年金基金連合会と信託銀行に支払う手数料は、どの金融機関で申込をしようともほとんど変わりません。

しかし、窓口となる金融機関である「運営管理機関」に支払う手数料は大きく差が出てくることがあります。

運営管理機関の手数料を無料としている金融機関もありますが、400円程度の手数料が毎月必要になる金融機関もあります。

iDeCoは老後のために長期間運用していくものです。

毎月の手数料の差がわずかであっても、長期間となればその負担は見過ごすことができません。

商品ラインナップが異なる

iDeCoでは、拠出した資産を投資家自身が運用してきます。

そのため、金融機関にどのような運用商品が用意されているかは重要なポイントとなります。

商品ラインナップにわずか数本の定期預金や投資信託しかない金融機関もあれば、数十本の金融商品を揃えている金融機関もあります。

もちろん、iDeCoの商品ラインナップ数が多ければそれでよいとも言い切れません。

自身が投資したい金融商品がラインナップに含まれているかが重要となります。

iDeCoの金融機関選びでは、目当ての金融商品が用意されているかどうか、事前に確認しましょう。

サポートサービスの違い

iDeCoの金融機関が提供するサポートサービスの違いにも注目できます。

iDeCoの開始後の取引や商品選択は多くの場合、インターネット経由して行われます。

金融機関によっては、コールセンターにより取引等を受け付ける場合もあります。

また、コールセンターが利用できる場合でも、受付時間は様々です。

その他、WEBサイトの使いやすさやスマホ対応の有無など、細かな点が金融機関によって違ってきます。

自身の生活様式や取引の頻度などを考慮して、適切なサポートサービスが提供されているiDeCoの金融機関を選びましょう。

金融機関の変更にはリスクがある

iDeCoの制度上、金融機関は途中で変更することもできます。

しかし、iDeCoの金融機関を変更には費用や手間がかかるので簡単な話ではありません。

まずは、金融機関の変更には費用がかかることがあります。

iDeCoを他の金融機関に変更しようとする場合、手数料をとる金融機関は多いです。

また、他社からiDeCoの資産を移していく時にも、変更先の金融機関に手数料を支払わなければならないケースもあります。

このように、iDeCoの金融機関の変更に費用が発生する可能性があるので注意が必要です。

また、iDeCoの金融機関を変更する際には、iDeCoの運用資産をすべて現金化しなければなりません。

現金化して資産を新しい金融機関への移換が完了するまでは、運用ができない空白期間が発生してしまうのです。

なお、iDeCoの金融機関変更には、大体2~3ヵ月の期間がかかります。

iDeCoの金融機関は変更可能なのは事実ですが、こうした費用や手間のことを考えると頻繁に変更することは現実的とは言えません。

長く付き合える金融機関を選ぼう

iDeCoは、老後の資産形成を支援するために用意されている便利な制度です。

そのため、iDeCoの金融機関とは長い付き合う可能性が高くなります。

途中で金融機関を変更することもできますが、費用な手間もかかってしまいます。

本当に自分に合った長く取引できる金融機関かを事前によく見極めて、iDeCoの金融機関を選びましょう。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

最新記事