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【米国株動向】ウォルマート、好調な決算および通期見通しの上方修正で株価上昇

モトリーフール米国本社、2019年8月15日投稿記事より

米小売り最大手のウォルマート(NYSE:WMT)は15日、アナリストのコンセンサス予想を上回る第2四半期(5月~7月)決算を発表しました。

堅調な既存店売上高やオンライン戦略の拡大が好業績を牽引しています。また、通期見通しも上方修正しました。

決算発表を受け、株価は約6%上昇しました。

以下は、今回の決算の主なポイントです。

1.好調な増収継続

第2四半期の売上高は前年同期比1.8%増の1304億ドル(約13兆8000億円)で、アナリスト予想の1301億ドルを上回りました。

ドル高の影響を除いた為替中立ベースでは、2.9%増の1317億ドルになります。

米国の売上は2.9%増で、一方、海外の売上は1.1%減でした。

しかし、為替中立ベースでは海外の売上は3.3%増で、実際には改善しています。

2.既存店売上高の増加も続く

米国の既存店売上高は前年同期比2.8%増で、20四半期連続のプラスとなりました。

2年ベースで比較した場合には7.3%増で、約10年間で最も大きな伸びとなっています。

3.設備投資の継続が利益に影響

営業利益は2.9%減の56億ドル、調整後1株当たり利益は微減の1.27ドルとなりましたがが、アナリスト予想の1.22ドルを上回っています。

営業利益の減少は積極的な設備投資が影響しており、1100カ所以上の配達拠点構築などが含まれます。

翌日配達サービスは、全米の約75%をカバーしています。

4.Eコマース拡大が増収に貢献

Eコマース(電子商取引)の売上は37%増で、特にオンライン食料品販売が好調です。

また、利益率が高い家庭用品やアパレルの売上増も貢献しています。

会員制倉庫型店舗チェーンのサムズクラブのEコマース売上も、35%増となっています。

ウォルマートとアマゾンが先行する米国のオンライン食品販売

5.通期見通しを上方修正

好調な第2四半期決算を踏まえ、経営陣は通期ガイダンスを上方修正しました。

米既存店売上高については、従来の前年比2.5%~3%増の上限近辺を予想しています。

また、営業利益および1株当たり利益についても、当初の1桁台の減少からほぼトントンに上方修正しました。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Danny Venaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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