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大麻のキャノピー・グロース、売上高低迷を受け株価下落

モトリーフール米国本社、2019年8月14日投稿記事より

合法マリファナ(大麻)の主要企業であるカナダのキャノピー・グロース(NYSE:CGC)が14日夕方に発表した第1四半期(4月~6月)決算は、アナリスト予想を大きく下回りました。

これを受け、株価は時間外取引で約14%下落しました。決算の3つのポイントを説明します。

大麻の規制緩和で恩恵を受ける大麻関連銘柄を4つ紹介

1.想定外の売上高低迷

アナリストは、第1四半期の純売上高の前四半期比17%増を予想していましたが、実際は約4%減の9050万カナダドル(約72億円)でした。

カナダの娯楽市場向け乾燥大麻の売上は前四半期比94%増の6080万カナダドル、海外向け医療用大麻は同約6倍の1050万カナダドルと急増しました。

しかし、大麻オイルおよぶソフトジェルは第4四半期に3650万カナダドルだったのが、第1四半期にはわずか20万カナダドルに落ち込みました。

これは、地域レベルの在庫水準を確認し、供給過剰になっている市場などで調整したためです。

2.売上高総利益率も低下

第1四半期の売上高総利益率は15%で、前四半期の16%やアナリスト予想の23%前後を下回りました。

さえない総利益率のおもな原因は、フル稼働していない施設に関連した営業費用1620万ドルでした。

マージンが大きい先端的商品の全体に占める割合が低下していることも、総利益率の低下に拍車をかけています。

3.目を覆いたくなる損益

昨年キャノピー・グロースに出資したコンステレーション・ブランズが保有するワラントの調整に関連した費用計上で、第1四半期の大きな純損失は予想されていましたが、実際はそれ以上でした。

純損失は12億8000万カナダドル、1株当たり赤字は3.70カナダドルにのぼりました。

過去で最も大きかった純損失の約5倍の規模でした。

ネガティブな第1四半期決算の中でも健闘している面

ネガティブな第1四半期決算でも健闘している面としては、合計約4万キログラムの大麻を収穫したことで、予想の3万4000キログラムを上回りました。

また、キャノピー・グロースは引き続き潤沢な現金を維持しています。

6月末時点の現金および現金同等物や有価証券は31億カナダドルです。

前四半期末比では14億カナダドル減少していますが、買収などに充てられました。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Keith Speightsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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