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国際分散投資とは?メリット・デメリットを分かりやすく解説!

国際分散投資は、証券投資を行う上で、是非理解しておきたい仕組みの一つです。

とはいえ

  • 国際分散投資とは?
  • 国際分散投資のメリット・デメリットは?
  • 国際分散投資を行う方法は?

という疑問をお持ちの投資家の皆様も多いかと思います。

そこで、この記事ではそんな国際分散投資に対して疑問をお持ちの皆様のお悩みにお答えします。

証券投資を行う上で重要な知識となりますので、これを機会に理解を深めてみてください。

国際分散投資とは?

国際分散投資とは、資産運用を行う上で、一つの国や地域だけではなく、世界各国の国や地域の多種多様な金融商品に対して投資を行うことです。

国際分散投資を行うメリット

国際分散投資を行うメリットは、まず、リスクを分散させることが出来る点です。

投資家が一つの国にのみ投資をしていた場合、その国で経済危機や軍事衝突など、何かしらの非常事態が発生した際に、その投資家が保有している金融商品は全面的な被害を受けてしまう可能性があります。

しかし、もし複数の国に分散的に投資をしていた場合には、投資先のどこかの国でそうした悪い事態が発生したとしても、保有している金融商品の一部が被害を受けるだけであり、投資家の金融資産に対する被害を部分的なものに抑えることができるのです。

また、国際分散投資のメリットとしては、投資機会を増やすことが出来る点があげられます。

それぞれの金融商品は、国や地域によって、その特徴が異なりますし、扱っている商品の種類も違います。

先進国と新興国では、株式の成長性が異なっていたり、債券の利率が異なっているなど、同じ分野の商品でも、その商品性が異なるのです。

また、海外の一部地域では、日本での販売が許可されていないような富裕層向けの商品などもあったりします。

国際分散投資をすることで、そうした金融商品に対する投資機会を得ることが可能になるのです。

国際分散投資を行うデメリット

国際分散投資を行うデメリットは、まず、集中投資による収益拡大を狙うことが出来ない点です。

投資を行う上で大きな利益を狙っていきたいと考えた場合、分散的に投資をするよりも、大きく儲かりそうだと考えた商品に集中的に投資を行う方が望ましいと言えます。

国際分散投資はそうした集中的な投資とは異なりますので注意が必要です。

また、デメリットの2つ目としては、商品の取引や管理の複雑性・煩雑性が挙げられます。

海外の商品を取引するとなりますと、他国の金融市場のルールを理解していないといけなかったり、現地の金融機関と現地語で商品の取引を行わないといけない場合があったりします。

国際分散投資は、国内の金融機関を通して行える金融取引のように、手軽に行えない場合がある事は理解しておきましょう。

国際分散投資を行う方法

国際分散投資を行う上で考えることは、「地域の種類」と「商品の種類」の2点です。

一般的に言えば、「地域の種類」は、日本、アメリカやヨーロッパなどの先進国と、アジアや中南米などの新興国に、「商品の種類」は、株式、債券、投資信託、不動産、金や原油などのコモディティ、などに大きく分けることができます。

ただ、これらの組み合わせをそれぞれ考えていくことは非常に大変です。

そこで、この記事でお勧めしたいのが、以下で述べるETFや投資信託といった商品です。

ETF

ETFとは、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとった言葉であり、株価指数に連動することを目指す投資信託であるとともに、証券取引所に上場している金融商品のことです。

ETFは投資信託ですので、多様な銘柄で構成されており、一つのETFを購入することで、そこに含まれている銘柄に分散的に投資をしているのと同じ効果を得ることができます。

ETFには、国内の株式指標に連動した商品の他に、先進国や新興国の株式や債券を組み入れた商品もありますので、国際分散投資をする上では、非常に適した商品性を持っていると言えるでしょう。

投資信託

投資信託は、前述のETFと同様、複数の銘柄を1つのパッケージとして運用する商品であり、1つの投資信託を買うことで、自然とそこに含まれている銘柄に分散投資をしていることになるという特徴があります。

ETFも投資信託ではありますが、その違いは、上場をしているかどうかです。

そして、ETFと同様に、投資信託には、先進国や新興国の株式や債券、あるいは不動産に投資をしている不動産投資信託といった商品もあり、国際分散投資には適した商品であると言えるでしょう。

個別株を一つずつ選定する

これまで述べたような商品ではなく、個別の株を1つずつ選別していくという方法も、もちろん有力です。

投資信託は、国際的に分散投資を行う上では有力ですが、その分、投資信託を運用する投資ファンドの銘柄選定にかかるコストが、商品価格にも反映されてしまいますので、自分自身で銘柄を選定するよりもコストがかかってしまいます。

また、銘柄選定もファンド運用者に任されますので、自分の好きな銘柄だけを選ぶことが出来ません。

ですので、もし投資経験を重ねて、証券投資にも慣れてきた際には、自分自身で個別株を1つずつ選んだ上でポートフォリオを構築していく事も考えていってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回の記事では、証券投資を行う上で是非理解しておきたい国際分散投資についての解説を行ってきました。

国際分散投資のメリット・デメリットや方法など、一見、簡単に理解することができそうなのですが、間違った解釈をしてしまっている場合や曖昧な場合が多くなるところかと思います。

実際に証券投資を行なったことがない場合は理解することが難しくなると思いますが、国際分散投資のルールや意味は、様々な金融商品の取引を行う上で大いに役に立つことがありますので、今回を機会に是非理解を深めていただければと思います。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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