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【米国株】高収益銘柄で作るポートフォリオ

ライナスです。

今回は初の寄稿と言うことで、私の投資スタンスとポートフォリオについてお話ししたいと思います。

投資方針

ライナスは米国株長期投資家を自称しています。

ポートフォリオは「高収益企業」17社を対象として、予め設定した保有率との乖離具合や月間騰落率を考慮し、毎月一定額を入金することで中~長期的なリターンの安定を目指しています。

「高収益企業」の定義として、私がピックアップした銘柄の中で三年平均営業キャッシュフローマージンが20%以上の企業が中心です。

また追加要素として、PERが高すぎない(50未満)であることや、ワイドモートorグローバルにビジネスを展開していることを選定条件にしています。

全米国株からスクリーニングしているわけではないので、あくまで「私が選んだ銘柄」に過ぎないことはご注意ください。

また、永久保有は掲げておらず、営業キャッシュフローマージンが悪化した場合や、ビジネスに優位性が失われた時は組入れ比率を下げたり、 一部売却、全売却などを行う可能性もあります。

保有銘柄情報

保有銘柄の一覧、セクター別割合と銘柄の選定理由です。

ハイテクセクター/目標割合29%

V、MA、MSFT、APPLの4銘柄です。

GOOGLも最初はハイテクの扱いで組入れていましたが、コミュニケーションサービスに変更されました。

V、MAは決算システムのみを提供し直接お金を貸し付けるわけではないため、金融セクターであるAXPと比べてもリスクを背負いにくい構造になっています。

また、新興国でもキャッシュレス決済が進むにつれ手数料がジャブジャブ入ってくるので収益性も高いです。

MSFT、APPL、(GOOGL)はOSをそれぞれやアプリを提供するプラットフォームを持ち、デバイスやOS利用者からフィードバック(データ)を集めたり、プラットフォーム利用者から手数料を回収できます。

いずれも現代においては生活に必須の技術、製品を展開しているため、今後も中長期的に高い収益性を維持することを期待しています。目先では反トラストやハイテク課税などは懸念したい要素です。

ヘルスケアセクター/目標割合28%

ヘルスケアセクターの中でも収益性の高い製薬系の銘柄に偏っています。

昨今の薬価引き下げ問題などもあり、保有銘柄の中では軟調なセクターです。

不景気耐性からディフェンシブ銘柄と呼ばれてはいますが、製薬企業や特許切れや訴訟、政策などの影響を受けやすく景気とは別の観点でハイリスクでもあります。

目先はABBVはヒュミラの特許切れやアラガンの買収による負債の増大、JNJはベビーパウダーの訴訟問題など、個別銘柄の材料で見てもなかなか逆風が強いですね。

生活必需品セクター/目標割合18%

KO、PG、BTIの3銘柄です。

BTIのみイギリス株ADRなので、厳密には米国株ではありません。

私のポートフォリオは比較的ハイリスクと言われるハイテク系と製薬系で約6割を占めているため、全体のバランスを考慮して生活必需品もやや高めに組み入れています。

グローバルにビジネスを展開する大型銘柄を中心にしています。

BTIはブリグジット、KOやPGはプライベートブランドの台頭による飲料水や日用品のコモディティ化などのリスクもありますが、事業投資も穏やかで安定した営業キャッシュフローを稼いでいます。

コミュニケーションサービスセクター/目標割合10%

GOOGL、Tの2銘柄です。

コミュニケーションサービスが新設されたことでそれぞれハイテク、電気通信から変更されました。

個人的には長年の経験則で語られている「市場サイクルに対するセクター別の傾向」が当てはめられない新セクターは使いにくいと感じていますが、わがまま言っても仕方ないので新セクターで扱うことにします。

GOOGLに関しては前述の通りなので、Tについて簡単に。

大手通信銘柄は高い収益性と安定したビジネス、高い配当が魅力的でしたが、Tはタイムワーナーを買収しコンテンツ事業に手を伸ばし、多額の負債を抱えた上に買収した事業もあまり上手く行っているとは言えないため、VZと比べてもかなり割安に扱われています。

事業的にはVZの方が魅力を感じていますが、Tも本業ではまだまだ頑張ってくれると信じて逆張り気味な組入れとなっています。

一般消費財/目標割合6%

MCD1銘柄のみです。

MCDはブランド力を活かした収益性高いフランチャイズ事業をグローバルで展開している点が魅力的ですね。

飲食業でありながら、イスラエルのハイテク企業「Dynamic Yield」を買収しいち早くテクノロジーの活用に積極的な点も好感しています。

金融/目標割合3%

USB1銘柄のみです。

セクター分散の意味も込め組入れました。

高金利下では金融セクターは好調だとは思いますが、個人的には金融危機の被害が大きくなりがちなので組入れ比率を高くしたくありませんでした。

USBは収益性は抜群ですが、グローバル・ワイドモートさには書けますし、金融セクターなので低位の組入れです。

公益/目標割合3%

AWR1銘柄のみです。

セクター分散の意味も込め組入れました。

こちらは連続増配No1の銘柄ではあり、水道事業は政策に守られますのでワイドモートではあります。

インフラ事業は投資キャッシュフローが大きくなりがちで利益率は出にくいときがありますが、営業キャッシュフローマージンは高く、事業自体は安定していると思います。

ただしAWRは業績や事業規模と比較するとかなり割高で、「連続増配No1」の名声に支えられている部分があるので、万が一、1度でも減配されたら…考えただけで恐ろしいですね。

資本財/目標割合3%

UNP1銘柄のみです。

セクター分散の意味も込め組入れました。

元々RTNやGDなどの軍需株を保有していましたが、より収益性が高い銘柄の中から、安定した基盤を誇るUNPを採用しました。

貨物量は景気に左右されるため不景気入りすると業績は下がりそうですが、鉄道による貨物輸送は価格の面から航空輸送とは差別化されており、事業自体はまだまだ安定的だと感じています。

将来は自動運転による自動車輸送とも競合しそうですが、輸送量が段違いですからね。

実現するとしてもまだ先の話になりそうです。

組入れ割合は定期的に見直しを行いつつ、購入時にリバランスすることで調整していきます。

業績次第では売却する可能性もありますが、しばらくはこのポートフォリオで運用していく予定です。

それでは今回はこの辺で。明日は大吉!


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記事の筆者ライナス@米株仮面は、ビザ株、マスターカード株、マイクロソフト株、アップル株、アルファベット株、ジョンソンエンドジョンソン株、ファイザー株、アムジェン株、アッヴィ株、コカコーラ株、P&G株、ブリティッシュアメリカンタバコ株、マクドナルド株、AT&T株、USバンコープ株、アメリカンステーツウォーター株、ユニオンパシフィック株を保有しています。

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