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ETFで手軽に分散投資!注目の米国株ETFを5銘柄紹介

海外ETFとは、米国や中国など海外の代表的なインデックス(指数)との連動を目指し、海外の取引所に上場しているETF(上場投資信託)です。

ETFは取引所に上場している投資信託で、株式のようにリアルタイムで取引できるのが大きな特徴です。

今回は、海外ETFの中でも、米国株を対象にした米国株ETFの中から代表的な5銘柄を紹介します(価格や純資産総額は記事執筆次点)。

また配当を重視した米国株ETFについてはこちらもご参考ください。

ETFでも高配当を狙おう!米国株高配当ETFを5銘柄紹介

The Vanguard Total Stock Market ETF(ティッカー:VTI)

  • 価格…150.09(米ドル)
  • 純資産総額…118,473(百万米ドル)
  • 信託報酬…0.03%
  • 運用会社…バンガード

出典:モーニングスター

CRSPUSトータル・マーケット・インデックスに連動することを目指すETFです。組入銘柄は3,599。

米国株式市場の大型・中型・小型株のほぼ100%をカバーするインデックスです。

このETFを買うことによって、米国経済に丸ごと投資しているのと同じ効果があります。

業種別の割合は以下の通りです。

  • テクノロジー…22.30%
  • 金融サービス…15.84%
  • ヘルスケア…13.77%
  • 消費(景気循環)…12.29%
  • 工業…10.81%

さらに、コストである信託報酬は年率0.03%。

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうためのコストです。

信託報酬が年率0.03%ということは1万円で年間3円。100万円でもわずか300円で済みます。

世界最大規模の資産運用会社であるバンガード・グループが運用していることにより、圧倒的な低コストを実現しているのです。

The Vanguard Total International Stock ETF(ティッカー:VXUS)

  • 価格…52.75(米ドル)
  • 純資産総額…13,433(百万米ドル)
  • 信託報酬…0.09%
  • 運用会社…バンガード

出典:モーニングスター

FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETF。

米国株を除く世界中の株式に投資できます。構成銘柄は6,478銘柄にも及びます。

さきほどのVTIと合わせると、低コストで世界中の株式に投資できます。地域別の割合は以下の通りです。

  • ヨーロッパ…44.82%
  • アジア(除く日本)…22.41%
  • 日本…17.03%

業種別の割合は次の通りです。

  • 金融サービス…20.87%
  • 工業…12.10%
  • テクノロジー…11.60%
  • 消費(景気循環)…11.20%
  • 消費(ディフェンシブ)…9.75%

The Vanguard S&P 500 ETF(ティッカー:VOO)

  • 価格…269.15(米ドル)
  • 純資産総額…117,101(百万米ドル)
  • 信託報酬…0.03%
  • 運用会社…バンガード

出典:モーニングスター

米国を代表する株価指数であるS&P500の価格および利回りと同水準の投資成果を目指すETF。

このETFも信託報酬が0.03%と圧倒的な低コストを実現しています。

VTIと同じように米国株式を対象にしていますが、対象がS&P500指数なので新聞やニュースなどで目にする機会も多く、より値動きがわかりやすいというメリットがあります。

業種別の割合は以下の通りです。

  • テクノロジー…22. 78%
  • 金融サービス…16.11%
  • ヘルスケア…14.14%
  • 消費(景気循環)…12.16%
  • 工業…10.13%

The Vanguard Mid-Cap ETF(ティッカー:VO)

  • 価格…167.16(米ドル)
  • 純資産総額…26,517(百万米ドル)
  • 信託報酬…0.04%
  • 運用会社…バンガード

出典:モーニングスター

CRSP USミッドキャップ・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETFです。

ミッドキャップインデックスとは、中型株のことです。

大型株はラージキャップ、小型株はスモールキャップといいます。

米国株は大型株のパフォーマンスが良好なので人気が高いものの、中型株にも投資しておけばリスクを抑えることができます。

業種別の割合は以下の通りです。

  • テクノロジー…18.62%
  • 工業…14.80%
  • 消費(景気循環)…14.61%
  • 金融サービス…13.09%
  • ヘルスケア…9.94%

Invesco S&P 500 Equal Weight(ティッカー:RSP)

  • 価格…108.78(米ドル)
  • 信託報酬…0.2%
  • 運用会社…インベスコ

出典:ブルームバーグ

Invesco S&P 500 Equal Weight(ティッカー:RSP)とは、S&P500イコールウェイトインデックスをベンチマークとするETFです。

The Vanguard S&P 500 ETF(ティッカー:VOO)と同じS&P500を対象としていますが、通常のS&P500は時価総額ウェイト方式です。

時価総額ウェイト方式では、グーグルやアップルなど時価総額が大きい企業の割合が高くなるように構成されています。

一方、S&P500イコールウェイトインデックスは、構成銘柄すべてに同じ金額を投資します。投資先の資産配分割合がほぼ一定になるようにするのです。

通常のS&P500だと時価総額が高い銘柄(割高な銘柄)の割合が高くなってしまいます。イコールウエイトであれば、割高株の投資金額は少なく、割安株の投資金額が多くなります。

ただ、構成銘柄を同じ金額にするため、リバランス(銘柄の売買)が必要になるので、信託報酬はやや高めになっています。

まとめ

今回は、以下の米国株ETFを紹介しました。

  • The Vanguard Total Stock Market ETF(ティッカー:VTI)
  • The Vanguard Total International Stock ETF(ティッカー:VXUS)
  • The Vanguard S&P 500 ETF(ティッカー:VOO)
  • The Vanguard Mid-Cap ETF(ティッカー:VO)
  • Invesco S&P 500 Equal Weight(ティッカー:RSP)

いずれも好調なパフォーマンスの上に、信託報酬が安いという特徴があります。

米国株ETFで世界の株式への分散投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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記事の筆者山下耕太郎は、記事で言及されている銘柄を保有していません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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