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【米国株動向】スナップ、再び成長を目指す

モトリーフール米国本社、2019729日投稿記事より

写真・動画共有アプリ「スナップチャット」のスナップ(NYSE:SNAP)は、第2四半期(4月〜6月)には大きく成長に回帰しました。

新しいアンドロイドアプリ導入によりユーザー数が前年同期比8%増となり、約3年で最大の四半期増加を記録しました。

また、第2四半期の調整後1株当たり赤字が0.06ドルでアナリスト予想(0.10ドルの赤字)よりもはるかに小さかったことは、スナップがまた波に乗ってきていることを示唆しているかもしれません。

しかし、まだ株価を大きく押し上げる材料とはなっておらず、スナップは成長回帰を継続させる必要があります。

【米国株動向】「スナップチャット」のスナップ、コンセンサス上回る好決算で株価急騰

求められていた改善

スナップCEOは、アンドロイド版のスナップチャットの再設計や広告主向けのセルフサービスポータルの作成など数多くの改善が、第2四半期の優れた業績をもたらしていると述べました。

しかし、最大の朗報は、何度も導入が延期されていたスナップチャットの新しいアンドロイド版がリリースされたことでした。

この新アプリにより極めて多くのユーザーを獲得できる可能性があります。

アナリストは第2四半期の新規ユーザー数を200万人程度と予想していたのに対し、実際には1,300万人もユーザーを獲得しました。

確かに、iOS関連で主に対応している、簡単にプログラミングができる「スナップオリジナルズ」プログラミングへの投資、ゲームプラットフォームの追加、拡張現実(AR)レンズテクノロジーの向上は、スナップチャットをより楽しくするための要素であり、スナップの成長に貢献してきました。

しかし、iOSよりもアンドロイドの方が世界的に普及していることからアンドロイド対応がより重要で、最近の新規ユーザーの大半はアンドロイドのアプリからきています。

高まるエンゲージメントを収益化

第2四半期にスナップの広告収入は増加し、全売上高はアナリスト予想の3億6,100万ドルを上回り、前年同期比48%増の3億8,800万ドルとなりました。

広告主および広告代理店は、エンゲージメント(ユーザーの反応)を高めるARへの投資を評価しています。

CEOのEvan Spiegelはこのエンゲージメントをさらに収益化して増収を加速できたと述べています。

現在、スナップは第3四半期(7月〜9月)の売上高が4億1,000万ドル〜4億3,500万ドル、調整後EBITDA(支払い利息・税金・償却控除前利益)は6,000万ドル〜8,500万ドルの赤字になると予想しています。

また、日次アクティブユーザー数は2億500万人〜2億700万人に達すると予想しています。

スナップは、ユーザー数の成長予想において非常に保守的になっている可能性があります。

新しいアンドロイドアプリとARレンズ機能はユーザーにより高い満足度をもたらすため、スナップチャットの人気がさらに高まるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Rich Dupreyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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