The Motley Fool

長期投資を途中で短期投資にしてはいけない。一度決めた時間軸を守ろう

長期投資か短期のトレードのどちらが良いか。株投資をはじめる際に迷うところではないでしょうか。

モトリーフール・ジャパンでは長期投資をおすすめしていますが、短期のトレーディングも間違っている訳ではありません。

長期投資・短期トレードどちらでも正しいやり方を積み重ねれば利益をあげることは不可能ではありません。

ただし長期投資家が長期保有を前提にしたポジションをいきなり短期トレードにあててしまったり、短期で売買するトレーダーが損切りもせずに含み損を持ち続けて、自称長期投資家になったりするのは避けるべきです。

一度、決めたルールや方針を一貫して守らずに場当たり的に投資をしてしまうのはやめましょう。

急に長期投資を短期投資に切りかえてはいけない

長期投資は結果が出るまで時間がかかることも珍しくありません。

そのため長期での保有を前提に考えていたポジションを思いつきで急に短期の売買の対象にしてしまう人もいます。

しかし一貫しない運用方針をするべきではありません。

長期投資を慣れない短期のトレードに切りかえてしまうことで、思わぬ損をたて続けに出してしまうこともあります。

場当たり的に長期の運用方針を変えてしまうことで、かえって長期の資産形成ができなくなる恐れもあります。

確かに長期で資産を形成していくのは時間がかかります。なかなか結果が出ないこともあります。

しかし、すぐに結果が出ないからと長期投資をいきなり短期のトレードに切り替えてしまうことはおすすめできません。

資産を溶かしてしまう原因にもなってしまいます。

一度決めた時間軸を守って投資をしよう

一番良くないのは投資方法に迷ってどっちつかずになってしまうことです。

長期投資と決めたら長期投資の姿勢を一貫し、短期のトレーディングをするのであればトレーディングの姿勢を一貫するべきです。

長期投資を続けられない原因のひとつに投資家としての自信のなさ、迷いがあります。

本当に自分の長期投資の選択は正しかったのか、やはり短期で売買した方が儲かるのでは、と悩んでしまう人もたくさんいます。

そして結果的に長期での資産運用をやめてしまったり、短期のトレードに手を出したりして長期の資産運用を続けられなくなってしまうのです。

投資のアプローチをうまくいかなかったからという理由で変えてしまうことで、慣れない運用を次々にしてしまい、資産を減らしていく人も珍しくありません。

長期投資なら長期投資、短期のトレードならトレードとしっかりと分けることが大切です。

少なくとも長期の運用資金と短期のトレードの資金は分けておくと良いでしょう。

短期のトレーダーがいきなり長期投資家になってもいけない

短期のトレーダーがいきなり長期投資家になるのも良くある間違いです。

例えば短期で早く利益がでる見込みで買ったポジションが予想に反して含み損になることもあります。

その時に短期のトレーダーならばすぐに損切りをするべきです。

一度買ったからと損切りもせずにダラダラと含み損を持ち続けてしまうのも良くある間違いです。

特にトレーダーは短い期間で売買の決断を繰り返しながら利益を積み上げていかなければいけません。

判断を先送りにしてしまい、結果的に短期のポジションを長期の塩漬けにしてしまうことも珍しくありません。

反対に長期投資家がいきなりポジションを短期のトレードに切り替えるのはやめるべきです。

同様に短期のトレードでもいきなり都合よく長期保有に切りかえてしまうのも、おすすめできません。

短期売買でもうまくいけば利益をあげられるが、続けるのは厳しい

短期のトレーディングでも正しい方法で利益をあげることができます。

ただし短期のトレーディングは日々、マーケットの動きを追わなければならず、仕事や生活に追われている人達が実践するのは難しいのです。

米国株でもトレードをするなら日本時間の夜中にずっと値動きを追い続けなければいけません。

また短期のトレードは短い期間に何度も売買の決断を繰り返さなければならず精神的な負担もあります。

そのため一般的には仕事や日々の生活と両立しやすい長期投資がおすすめです。

長期投資と決めたら一貫して続けることが大切

長期投資をすると決めたら運用方針を一貫して守ることが大切です。

長期投資には大きく分けて優良企業の割安株を長期保有する伝統的なバリュー投資とインデックスファンドの積立投資があります。

ファンダメンタルズ分析や個別株投資に興味があるなら、伝統的なバリュー投資を選びましょう。

もしもファンダメンタルズ分析や個別株を選ぶ時間がないのであれば、世界株や米国市場のインデックスに積立投資をするのが簡単です。

しかし、どちらの長期投資でも共通して守るべきことがあります。

それは一貫したルールをもとに運用することです。

NISAやiDeCoも長期運用が前提

NISAやiDeCoは日本の税制的に優遇されている口座です。

簡単にいえばNISAは決められた投資額の範囲内では非課税です。

iDeCoは個人で積み立てられる年金で所得控除と非課税の恩恵を受けることができます。

NISAはスイッチング(銘柄の入れ替え)をしても決められた投資額を使ってしまうことになります。

iDeCoもスイッチングは可能ですが、iDeCoで運用できる金融商品は中長期投資前提のものばかりです。

またiDeCoは原則60歳以降にならないと拠出したお金を下ろすことができません。

つまりNISAもiDeCoも短期の売買を想定した制度ではありません。

NISAとiDeCoで運用できる額には限りがあります。

しかし売却益・配当などの収益にかかる税金が非課税のため、長期投資をするならNISAとiDeCoの口座の運用枠をうまく使うと有利です。

またNISAとiDeCoはもともと短期売買に適していない口座です。

NISAとiDeCoで短期売買をするメリットもないため、長期投資をはじめるなら一般の口座よりもおすすめです。

NISAとiDeCoで運用すれば短期売買に目移りもしづらくなるでしょう。

米国株は長期投資にもおすすめの銘柄も多い

インデックス投資・パッシブ運用が流行ってはいますが、自分の大切なお金を運用するのであれば投資先の企業を自分で選びたいという人もいるのではないでしょうか。

米国株には世界を代表するグローバル企業が数多くあります。

IT関係のハイテク銘柄だけではなく、長期保有に適しているセクターの銘柄もあります。

例えば景気に左右されづらい医療機器企業や消費財などのディフェンシブなセクターで長期保有に適している銘柄が数多くあります。

しかも日本のネット証券で気軽に買うことができます。

モトリーフール・ジャパンでも米国の長期保有におすすめの個別株情報が発信されているので参考にしてみてください。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

最新記事