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【米国株動向】「フェイスブック」と「インスタグラム」の収益格差は引き続き拡大

モトリーフール米国本社、201978日投稿記事より

「インスタグラム」はフェイスブック(NASDAQ:FB)に大きな売上高成長をもたらしてくれるかもしれませんが、親会社の主力プラットフォーム(「フェイスブック」)の収益性に追いつくにはまだ長い道のりがあります。

【米国株動向】インスタグラム、広告スペースの拡大を発表

調査会社eMarketerの推計によると、米国でフェイスブックは2021年にユーザーあたり約226ドルの利益を生み出すと考えられています。

それに対して、インスタグラムのユーザーあたり利益は126ドルにすぎないとみられます。

フェイスブックのエンゲージメントが減り、インスタグラムのエンゲージメントが増えているにもかかわらず、eMarketerはフェイスブックとインスタグラムの収益格差が今後数年間で拡大すると予想しています。

飽和状態のインスタグラムのフィード広告

eMarketerの調査のポイントは、過去2年間と比較して今後2年間でインスタグラムの成長減速を予想していることです。

これは、フェイスブックのCFOであるDave Wehnerがインスタグラムフィードの広告が飽和状態に達したという発表に関連しています。

フェイスブックは、約3年前に主力プラットフォーム(フェイスブック)で広告が飽和状態に達したと発表しました。

それでも、その後の数年間で広告の平均単価が大幅に上昇したことで、ユーザーの収益化がさらに進みました。

インスタグラムも似たような道をたどる可能性があります。

フェイスブックの新しい広告収入源

フェイスブックの主力プラットフォームには、成長を続けている幾つかの質の高い広告分野があります。

フェイスブックは約2年前にビデオプラットフォームである「ウォッチ(Watch)」の立ち上げには時間がかかりましたが、現在1日あたり1億4000万人のアクティブ視聴者が平均26分のビデオを視聴しています。

インスタグラムの「ストーリー」の収益化には時間

インスタグラムのエンゲージメントが急増したことは、主にインスタグラム・ストーリーによるものです。

インスタグラムでは、毎日5億人を超える人々がストーリーを閲覧または投稿しています。

しかし、経営陣はストーリーが重要な収益源になるまでには長い時間がかかると考えています。Wehnerはフェイスブックの第1四半期(1月〜3月)決算発表で「ストーリーの需要を増やせると確信していますが、広告価格は数年かけて上昇する可能性があります。」とアナリストに語りました。

インスタグラムのエンゲージメントがストーリーに移行するにしても、インスタグラムとフェイスブックの収益格差は当面大きい可能性があります。

しかし、ストーリー広告が長期的に最適化されることで、この差は縮み始めるかもしれません。

いずれにせよ、インスタグラムは今後10年間は、フェイスブックの成長ドライバーの一つとなり続けるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。元記事の筆者Adam Levyは、フェイスブック株を保有しています。モトリーフール社は、フェイスブック株を保有し、そして推奨しています。

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