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5大トレンドで注目される北米株5銘柄

モトリーフール米国本社、2019年7月7日投稿記事より

長期的に重要な5大トレンド(高齢化、人工知能(AI)、合法大麻、ゲノミクス(遺伝子関連研究))、キャッシュ戦争)の関連分野は、今後著しく成長を遂げる可能性があります。

5大トレンドの恩恵を享受できる銘柄として、「高齢化」でテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)、「AI」でアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)、「(合法)大麻」でキャノピー・グロース(NYSE:CGC)、「ゲノミクス」でイルミナ(NASDAQ:ILMN)、「キャッシュ戦争」でペイパルホールディングス (NASDAQ:PYPL)があります。

メガトレンド

「高齢化」は、65歳以上人口の拡大を指します。

これは米国に限ったことではなく、世界的な問題です。

高齢者が増えることで、ヘルスケア製品や関連サービスの需要が拡大します。

「AI」は既に世界を変えており、保険会社が簡単に保険数理の計算をできるようになったり、スマートスピーカーがユーザーと対話したり、顔認証を行ったり、多言語翻訳を行ったりしています。

AIは今後さらに進化していくでしょう。

「大麻」は、巨大な市場成長の可能性があります。

投資会社のStifelは、多くの国が大麻製品を合法化する見込みのため、世界的な大麻市場は今後10年間で2,000億ドルに達すると予想しています。

「ゲノミクス」研究では、遺伝子配列解析の進歩によりDNA(デオキシリボ核酸、遺伝情報を保持する物質)の秘密が明らかになりつつあります。

ゲノミクスのポテンシャルには、重病に対する革命的な治療法などがあります。

「キャッシュ戦争」は、キャッシュレス社会への移行関連で使われます。

このトレンドには、Eコマース、モバイル決済、仮想通貨などが含まれ、それぞれが大きなビジネスに発展する可能性があります。

高齢化:テラドック・ヘルス

テラドック・ヘルスは、オンライン診療サービス業界のグローバルリーダーです。

患者はオンラインか電話を通じて医師と話すことができます。

フォーチュン500企業の約40%や政府の主要ヘルスケア・プログラムや数千の中小企業が同サービスを利用しています。

テラドックについて重要なのは、同社のサービスを使うことでヘルスケアのコスト削減につながることです。

世界で高齢化が進むなか、企業や政府はヘルスケア・コストを抑えるために、テラドックのサービスをさらに活用するでしょう。

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AI:アルファベット

アルファベットはグーグルサーチやユーチューブで有名ですが、AIの世界でも先進的リーダーです。AIを画像および音声認識などに利用しています。

アルファベットのAIにとって最も重要な成長機会は、自動運転車です。

子会社のウェイモは自動運転車開発のパイオニアの1社として知られています。

UBSによれば、ウェイモは2030年までに1,140億ドルの売上高を生み出す可能性があります。

これは、2018年のアルファベットの総売上高に匹敵します。

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大麻:キャノピー・グロース

キャノピー・グロースは、時価総額では圧倒的に最大のマリファナ(大麻)メーカーです。

同社は、カナダの娯楽用大麻市場をリードしており、世界的な医療用大麻市場のトッププレーヤーの1社です。

なお、キャノピーが競合を大きく引き離しているのは、アルコール飲料メーカーのコンステレーション・ブランズとの提携です。

昨年のコンステレーションからの40億ドルの投資を活用し、キャノピーは米国の大麻CBD(カンナビジオール)市場に参入しようとしています。

なお、CBDは幻覚作用を生み出す成分と異なり、医療効果のある製品として注目を集めています。

また、米国の娯楽用大麻市場が解禁されれば、直ちに参入する準備を進めています。

合法マリファナ大手企業、ペットの健康市場に照準

ゲノミクス:イルミナ

イルミナは遺伝子配列解析業界の巨大企業です。

同社の技術により、遺伝子配列解析の費用は1単位当たり2009年の20万ドルから現在は1,000ドル未満になりました。

消費者向け製品で祖先の特定などで人気の23andMeや妊娠時の出生前診断検査など、イルミナには大きな成長機会があります。

より大きなポテンシャルとしては、遺伝子配列解析システム、がん研究や製薬開発向けサービスがあります。

進化するがん治療で注目される5銘柄

キャッシュ戦争:ペイパルホールディングス

ペイパルは、長年にわたりキャッシュ戦争の最前線にありました。

Eコマースの急拡大により、ペイパルは圧倒的な勝利企業となり、2,200万の小売業者と提携しています。

しかし、ペイパルの成長は留まるところを知りません。

同社は、人気があるベンモ(Venmo、個人間送金プラットフォーム)の収益化の早期段階に過ぎません。

また、ペイパルは、急速に成長しているEコマースプラットフォーム(ライドシェアリングのウーバーやラテンアメリカの巨大Eコマースのメルカドリブレ)との提携を進めています。

【米国株動向】ペイパルの2つの成長機会

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


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アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Keith Speightsは、アルファベット(A株)、イルミナ株、ペイパルホールディングス株、テラドック・ヘルス株を保有しています。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、イルミナ株、メルカドリブレ株、ペイパルホールディングス株、テラドック・ヘルス株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、コンステレーション・ブランズ株とウーバー・テクノロジーズ株を推奨しています。

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