The Motley Fool

【米国株動向】マクドナルド、新鮮な冷蔵牛肉バーガーが好評

モトリーフール米国本社、2019年7月4日投稿記事より

植物由来の人工肉を使ったハンバーガーが市場の注目を浴びていますが、マクドナルド(NYSE:MCD)は冷凍ではなく新鮮な冷蔵牛肉パテを導入したハンバーガーが好評なことを明らかにしました。

最近では、レストラン・ブランズ・インターナショナル(NYSE:QSR)傘下のバーガーキング、レッド・ロビン・グルメバーガー(NASDAQ:RRGB)などのファストフード・チェーンが、人工肉を使ったハンバーガーなどのメニューを導入し話題になっています。

ビヨンド・ミートに続く人工肉関連IPOの見通し

しかし、マクドナルドによれば、人気商品の「クオーターパウンダー」のパテを冷凍肉から新鮮な冷蔵肉に換えて1年間で売上が4,000万個増加しました。

クオーターパウンダーは、冷蔵肉を導入した2018年5月の月間売上高は50%と大幅増となり、その後も平均30%増で推移してきました。

もちろん、ベジタリアンやビーガン(完全菜食主義者)、動物問題や環境問題を懸念する人々は、ビヨンド・ミート(NASDAQ:BYND)やインポッシブル・フーズが製造する植物由来の人工肉パテを使ったハンバーガーを選びます。

しかし、マクドナルドの発表は、依然として多くの人々が牛肉バーガーを好んでいることが分かりました。

冷蔵肉への変更で大がかりな準備

冷凍肉から冷蔵肉への変更は、マクドナルドのような大規模ファストフード・チェーンでは容易ではありません。

米国には14,000以上の直営店と約3,000のフランチャイズ店があります。

マクドナルドは、冷蔵肉への変更のため、特別なパッケージ、特製キッチン設備、新型冷蔵庫、新調理方法を導入しました。

これにより、サプライチェーンを止めることなく、冷凍肉から冷蔵肉への変更が可能となりました。

現在、冷蔵肉を使っているのはクオーターパウンダーだけですが、この成功により他のメニューにも導入する可能性が出てきました。

クオーターパウンダーの売上増が既存店売上高も押し上げました。

第1四半期の米国既存店売上高は前年同期比4.5%増で、ウェンディーズの1.3%増、バーガーキングの2.2%増を大きく上回っています。

今後はマクドナルドも人工肉導入へ

なお、今後はマクドナルドも人工肉を使ったハンバーガーを米国で出すと考えられます。

スイスの食品大手ネスレ(NASDAQOTH: NSRGY)は欧州で植物由来のパテの製造・販売を年初に開始し、マクドナルドもドイツの店舗で試験的に導入しています。

ネスレは年内に植物由来パテを米国に導入する予定で、マクドナルドも米国でそれを使う可能性があります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Rich Dupreyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、レッド・ロビン・グルメバーガー株を保有し、レストラン・ブランズ・インターナショナル株のオプションを保有しています(2019年10月の82ドルのショート・コール)。モトリーフール社は、ネスレ株を推奨しています。

最新記事