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優れた株を発掘するための5つのコツ

モトリーフール・シンガポール支局、2019年6月3日投稿記事より

投資家は、実行可能な投資アイデアをスクリーニングして銘柄選択をするという作業を日々行っています。

筆者はスクリーニングする際に、いくつかのフィルターを重視することが大事だと考えています。

投資アイデアを考える時間は重要ですから、検討する価値のあるアイデアに集中できるよう、スクリーニングの時間をできるだけ短くすることが大事です。

フィルターは、投資対象としては不適切な企業を排除するために投資家が使用するスクリーニングツールとして定義されており、財務上および事業運営上の指標で構成されています。

以下は、投資家が使用すべき5つの重要なフィルターです。

1. 損益の把握

投資家が使用すべき1つの重要なフィルターは、企業の損益状況です。

原則として筆者は通常、持続的な損失を被っている企業を排除しています。

これは単に1年間の財務実績に基づいてフィルターをかけるのではありません。

一時的な大規模な減損または資産の評価減または買収により、損失が発生する可能性がある場合もあります。

このような場合には、例外とします。

景気循環的な企業では、業界全体が不況になった場合に損失を被る可能性がありますが、その企業自体が財務的に健全であれば、後になって回復する可能性があります。

従って、このような場合も例外とします。

2. フリーキャッシュフローが継続的に赤字

フリーキャッシュフローの赤字が続いている企業は、通常業務で外部からの資金調達に依存しています。

これは要注意信号で、投資家が気付かなければならない特徴です。

通常、フリーキャッシュフロー創出の一貫性を判断するために、平均5年間のフリーキャッシュフローデータを使用します。

3. 負債水準の上昇

高水準の負債は、投資家が使用できるもう1つのフィルターです。

これは、DEレシオ(デットエクイティレシオ、負債資本倍率)使って、または利息負担倍率(営業利益を支払利息で割った数値)を調べることで測定できます。

DEレシオが50%を超えていると、これは通常危険な企業と言えます。

4. 買収による成長

会社の最近の歴史を研究することによって、投資家は、その会社が主に自社の力で成長してきたのか、または買収により成長してきたのかを推測することができます。

筆者の考えでは、新たに買収された企業をグループに統合するには時間とリソースが必要であるため、買収企業のリスクは高くなります。

また、そのような買収で対価を払い過ぎていたり、一部の買収は大失敗であることが判明すると、利益をさらに悪化させる可能性があります。

5. 経営トップの頻繁な交代

従業員の離職率はそれほど問題になりませんが、これがトップマネジメント内で発生した場合、それは危険信号となります。

経営陣の頻繁な交代は、会社のビジネスモデルに関する根深い問題を意味する可能性があります。

不適切な慣行やガバナンスの問題にも、注意する必要があります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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