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【米国株動向】テスラ、世界販売台数急増で株価急騰

モトリーフール米国本社、2019年7月2日投稿記事より

電気自動車のテスラ(NASDAQ:TSLA)が2日火曜夕方に発表した第2四半期(4月~6月)の世界販売台数は、量販車「モデル3」の大幅増によって四半期としては過去最高となりました。

市場は発表を好感し、株価は時間外取引で7%以上上昇しました。

状況は、物流関連の問題で販売が大きく落ち込んだ第1四半期から一転しました。

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第2四半期の生産および販売概況

第2四半期の世界販売台数は、前年同期比134%増、前四半期比51%増の9万5,200万台で、アナリスト予想の9万1,000台を大きく上回りました。

車種 2019年第2四半期の販売台数 2018年第2四半期の販売台数 前年同期比
モデル3 77,550 18,449 320%
モデルSとモデルXの合計 17,650 22,319 -21%
総計 95,200 40,768 134%

テスラによれば、販売台数は期末時点の推計で確定値は約0.5%変動する可能性がある。

出典:テスラの四半期自動車販売資料

特に「モデル3」の販売台数は、前年同期比320%と急増しました。

前年同期は生産体制が混乱していたため、生産は予定より約6カ月遅れていました。

しかし現在、テスラは「モデル3」を第2四半期だけでも約7万2,500台生産していて、通年での大幅な生産増が見込まれます。

下のチャートは、テスラの四半期販売台数の推移です(白い部分が「モデル3」、灰色の部分が「モデルS」と「モデルX」の合計、単位:台数)。

出典:テスラの四半期自動車販売資料。チャートは筆者が作成

なお、高級セダン「モデルS」とSUV(多目的スポーツ車)の「モデルX」を合わせた世界販売台数は、前年同期比では21%減でしたが、前四半期比では46%増でした。

これは、価格の高い車種の販売回復を示しています。

年末に電気自動車に対する連邦税制優遇措置が半減したため、昨年第4四半期に高額車種の先食い需要が発生していて、第1四半期に販売が落ち込んでいました。

引き続き旺盛な需要

おそらくテスラの今回の発表で一番重要な点は、テスラ車への旺盛な需要です。

第2四半期には注文が販売を上回ったため、第3四半期の受注残は増加しました。

予想を上回る第2四半期の販売台数と今後の需要への楽観的な見方により、通年販売予想の36万台~40万台が射程に入りつつあります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Daniel Sparksは、テスラ株を保有しています。モトリーフール社は、テスラ株を保有し、そして推奨しています。

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