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【米国株動向】インスタグラム、広告スペースの拡大を発表

モトリーフール米国本社、2019627日投稿記事より

フェイスブック(NASDAQ:FB)が提供している写真共有アプリのインスタグラムは26日、アプリ内でユーザーやコンテンツ検索するための「発見(Explore)」タブへの広告導入を発表しました。

今年初めには、フェイスブックのCFO(最高財務責任者)であるDave Wehnerが、インスタグラムで広告を増やす余地はあまりないとコメントしていました。

「発見」タブでは見込み顧客に効率的に広告を提示できるため、広告主に大きな価値を提供できるでしょう。

インスタグラムの売上は140億ドルに達し、フェイスブックの売上の20%を占める可能性がある

「発見」広告に価値があると思われる理由

ユーザーは新しいものを探すときに「発見」タブを使います。

このため、「発見」の広告は標準フィード広告よりも高いエンゲージメント率(ユーザーの関心度を示す指標)になるでしょう。

さらに、ユーザーが「発見」タブに移動すると、関心のある特定のトピックが検索できます。

これに対応して、広告主がキーワードに基づいてユーザーをターゲティングし、非常にタイムリーな広告を提供するのに役立ちます。

これは、グーグルの広告が非常に効果的になっているメカニズムと同様です。

アルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)の子会社であるグーグルは、ユーザーが探しているものを瞬間的に正確に把握しており、そのトピックまたは製品に関連する広告を表示することができます。

「発見」広告はこれに似たようなものになります。

ファッションやアパレルに最適な広告プラットフォームを作っていくことができるでしょう。

「発見」への広告導入でリスク浮上の可能性も

インスタグラムの「発見」タブは、フェイスブックのドメインの中で数少ない広告なしのセクションの1つです。

広告が増えて邪魔になってしまうと、ユーザーはこの機能を使わなくなる恐れも出てきます。

新しいコンテンツを見つけるのに役立つこのタブは、使われることでユーザーのフィードへのエンゲージメント率が増すことからこの状況は避けなければいけません。

「発見」のエンゲージメントが下がると、インスタグラムは現在の主な収入源であるフィードへのエンゲージメントも減少する可能性があります。

だからこそ、同社は「発見」広告の展開に慎重になっています。

今後数ヶ月をかけて少しずつ「発見」広告を導入していく予定であると同社はコメントしています。

インスタグラムを頼りにフェイスブックは売上高を拡大へ

フェイスブックは主力アプリ「フェイスブック」の広告収入を伸ばすために尽力しています。

しかし、昨年のニュースフィード・アルゴリズムの変更に伴い、「フェイスブック」ユーザーの成長は鈍化し始め、エンゲージメントは下がりました。

Keybancのアナリスト、Andy Hargreavesによるとインスタグラムは今年のフェイスブックの売上高成長の大部分を占めており、今後も重要性が増すだろうと考えています。

また、来年の第4四半期までに同社の増収分の70%をインスタグラムが占めると予測しています。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。Randiはモトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Adam Levyは、アルファベット(C株)、フェイスブック株を保有しています。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)フェイスブック株を保有し、そして推奨しています。

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