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【米国株動向】JPモルガン、ストレステストを経てさらなる株主還元

モトリーフール米国本社、2019年6月30日投稿記事より

FRB(米連邦準備制度理事会)が先日公表したストレステスト(健全性審査)の包括的資本分析(CCAR)で、主要米銀は全て合格しました。

これを受け、最大手行のJPモルガン・チェース(NYSE:JPM)は、さらなる株主還元策を予定しています。

まず、JPモルガンは、四半期配当を現在の0.80ドルを12.5%引き上げて0.90ドルにします。

さらに、自社株買いのプログラム枠を294億ドルに拡大します。

この自社株買いは、2019年7月から2020年6月にかけて実施されます。

増配幅は昨年の40%増よりは低いですが、自社株買いプログラム枠は昨年発表した207億ドルから40%以上も増加しました。

今回の自社株買いの総額は、JPモルガンの現在の時価総額の8%以上となります。

これに約30億ドルの配当を加えると、JPモルガン株のトータルリターンは約9%になります。

10年物米国債利回りが2%程度の環境下では、9%のトータルリターンはかなり魅力的と考えられます。

なお、JPモルガンは、現状の自己資本比率およびリスク特性の条件下で、より多くの株主還元が行えると考えています。

しかし、最大手行で金融システム上重要な銀行ということもあり、FRBはJPモルガンに対して一般行よりも厳しい規制を課しています。

JPモルガン株に成長を望む投資家にとってはエキサイティングなことではないかもしれませんが、リスク回避志向の保守的な投資家にとっては、より安心材料となるでしょう。

【米国個別株動向】JPモルガン、第1四半期は予想を上回る増収増益

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Billy Dubersteinは、JPモルガン・チェース株を保有しています。Dubersteinの顧客は、記事で言及されている株式を保有している可能性があります。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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