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【米国株動向】ナイキ決算:為替変動や貿易戦争にもかかわらずほぼ会社予想通り

モトリーフール米国本社、2019年6月28日投稿記事より

スポーツ用品大手ナイキ(NYSE:NKE)の第4四半期(3月~5月)決算は、為替変動や米中貿易戦争の小売セクターへの悪影響にもかかわらず、ほぼ会社予想通りとなりました。

特に大きなサプライズがなかったことから、株価も大きな影響を受けていません。

なお、1株当たり利益は0.62ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想の0.66ドルを下回りました。

27日木曜夕方に発表した第4四半期の概要は以下の通りです。

第4四半期決算の概要

財務指標 2019年度第4四半期(3月~5月) 2018年第4四半期 前年同期比
売上高 102億ドル 98億ドル 4.1%
GAAPベースの純利益 9.9億ドル 11.4億ドル -13%
GAAPベースの希薄化1株当たり利益 0.62ドル 0.69ドル -10.1%

出典:ナイキの決算資料。GAAP(米国一般会計原則)

・為替中立ベースの全売上高は前年同期比10%増で、3月発表の会社ガイダンスを上回りました。

・ナイキブランドの売上高は為替中立ベースで10%増の97億ドルで、オンライン販売が大きく貢献しました。

・地域別では、ナイキブランドの北米売上は7%増の42億ドルでした。

・欧州、中東、アフリカ地域の売上は横ばいでしたが、為替中立ベースでは9%増の25億ドルでした。

・中華圏の売上は16%増(為替中立ベースでは22%増)の17億ドルでした。

・アジア太平洋/ラテンアメリカ地域の売上は4%減(為替中立ベースでは9%増)の14億ドルでした。

今後の見通し

2020年度通期については、これまでのガイダンスを変更せず為替中立ベースで1桁台後半の増収を予想しています。

なお、為替変動の売上高への影響は、第2四半期以降にはかなり低下すると経営陣は見ています。

為替変動や世界貿易の減速傾向などのマクロ経済の不確実性にもかかわらず、ナイキはスポーツウェアやフットウェアのリーディング企業としての強力な地位を維持するとみられます。

ポートフォリオの中核となりうる3銘柄:バークシャー、ディズニー、ナイキ

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Steve Symingtonは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、ナイキ株を保有し、そして推奨しています。

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