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【米国株動向】ルルレモンの海外展開に大きなポテンシャル

モトリーフール米国本社、2019624日投稿記事より

ルルレモン・アスレティカ(NASDAQ:LULU)は再び好決算を発表し、海外売上高は前年同期比39%増となりました。

【米国株動向】ルルレモンの好決算に関する3つのポイント

経営陣は5年後には4倍の海外売上高を目指しており、増勢がすぐに減速することはないでしょう。

ルルレモンは自国のカナダだけでなく、欧州やアジアでも人気です。

では、実際には海外のビジネスチャンスはどれほど大きいのでしょうか。

海外展開は始まったばかり

モルガン・スタンレーによると、アスレチックアパレルの世界市場規模は約3,000億ドルとなっています。

しかし、競合も多く、ルルレモンのビジネスチャンスがどれほどかは明確には分かりません。

最近のルルレモンの海外成長と地理的構成を他社と比較することでアイデアを得られます。

昨年、ルルレモンの海外売上高は総売上高の11%を占め、その他は米国とカナダの売上でした。

しかし、最近の傾向によると、海外セグメントの成長は軌道に乗っており、売上高に占める比率がより高くなっています。

直近の数四半期では、海外売上高の成長率はおよそ40%から50%に達していました。特に中国の第1四半期(2月〜4月)の成長率が70%と急上昇しました。

ナイキとアディダスが国外で売上高の大部分を生み出していることを考えると、アスレチックウェアの需要は万国共通ということがわかります。

ナイキは北米以外の売上高が約57%、アディダスでは欧州以外の売上高が60%となっています。

これらに比べるとルルレモンの海外売上高11%という数字は小さく感じられ、海外成長の伸びしろが大きく残っているとも言えます。

海外事業は長期的に売上を倍増させるほどのポテンシャル

今まで、アジアの人々は米国や欧州ほど運動に夢中になっていなかったのですが、アジアでのアスレチックウェア需要は、ここ10年間で増加し始めています。

さらに、中国のスポーツアパレル市場はまだ始まったばかりだと言えるでしょう。

ナイキとアディダスは、中国で前年比2桁台の売上高成長を遂げてきました。これは中国でのアスレチックウェアの需要の高まりと、中間層拡大によるものです。

中国の中間層は現在の米国人口と同様の3億人規模で、今後10年間で6億人に倍増すると予想されています。

世界的にアスレチックウェアの需要があるため、ルルレモンは今後数十年のうちに売上高の大部分が北米以外からになると予想しています。

これは、昨年の総額3億6000万ドルのルルレモンの海外売上高が、今年のガイダンスに基づくと現在の年間総売上高である37億5000万ドルを上回る可能性があることを意味しています。

経営陣はすでに、海外売上高が5年間で4倍の14.44億ドルになると述べていますが、それは氷山の一角にすぎないかもしれません。

国内も2桁成長を持続

現在のルルレモンは20〜30年前のナイキに似ています。

ルルレモンの海外ビジネス展開はまだ初期段階ですが、北米の売上高も着実に伸び続けており、前四半期は18%増加しました。

これまでは女性アパレルの方がメインとなってきましたが、男性アパレルにも力を入れ始めているので、しばらくの間北米で2桁台の売上成長も記録することができるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者John Ballardは、ルルレモン・アスレティカ株を保有しています。モトリーフール社は、ルルレモン・アスレティカ株、ナイキ株を保有し、そして推奨しています。

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