The Motley Fool

循環株とは?

モトリーフール ・シンガポール支局より

長期的に株価の動きを見たときに、何かしらのパターンとサイクルが見えてきます。循環株は経済の動きに伴って株価が変動する株式のことです。

不動産開発業者の株式および不動産投資信託(以下「REIT」といいます。)は、循環株の良い例です。好況の際は、不動産の需要が増加する傾向があります。その結果、不動産開発業者はマンション、コンドミニアム、一軒家の価格を高く設定することができます。

同様にREITは、高い価格をつけて高利益につなげることができます。しかし、不況の場合、どんなに低い価格であっても売却することが困難になります。

銀行の株式も循環株であると言えます。好景気の際には、高い金利で多くの融資を行い、利益を上げることができます。しかし、不況の際にはそれはできません。

高く買って、安く売る?

循環株に投資するには、逆張り投資家である必要があります。循環型企業に多くの投資をしたピーター・リンチの見解では、循環株に投資するには異なる考えを持つことが大切となってくるそうです。

ほとんどの株式では、低いPER(以下「株価収益率」といいます。)は良いことですが、循環株はそうではないと彼は主張しています。循環型企業の株価収益率が非常に低い場合、それは繁栄の終わりにあるという兆候です。

ピーター・リンチによると、近々経済は揺れ動き、循環株による利益は低下していくと推測しています。そして、循環株を手放す投資家が増えることによって株価は急落すると考えています。

ピーター・リンチは、過去数年間に亘って利益が上がり続けている循環株を購入し、株価収益率が低水準に達した場合には、それらの株式が、短期間で半分の価値になることが実証されていると指摘しました。

一方で、他の株式投資手法で良くない兆候と見なされている高い株価収益率は、循環株においては良いものだと彼は考えています。


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