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JPモルガンが仮想通貨実験を開始へ、IBMは企業向けブロックチェーンを刷新

モトリーフール米国本社、2019年6月26日投稿記事より

仮想通貨の世界で創造的破壊が加速しています。

世界の主要企業の一部はブロックチェーン技術を積極的に導入し始めており、そうでない企業は取り残されるおそれがあります。

以下で、JPモルガン・チェース(NYSE:JPM)とIBM (NYSE:IBM)に関する最近の重要なニュースを紹介します。

JPモルガン:仮想通貨「JPMコイン」の実証試験開始へ

ブルームバーグによれば、米銀最大手JPモルガン・チェースの顧客は、同行の仮想通貨「JPMコイン」に多大な関心を示しています。

顧客は、仮想通貨を活用することで債券取引決済などの時間を短縮できる可能性に注目しています。

規制当局の承認が下りれば、同行は年末までにJPMコインの実証試験を開始する意向です。

JPMコインは「ステーブルコイン」で、法定通貨などの実物資産の裏付けがある仮想通貨です。

JPMコインの場合、米ドルにペッグされていて、JPモルガン・チェースで現金に換えることができます。

なお、JPMコインは、イーサリアムのプライベート型のQuorumブロックチェーンで運用されています。

JPモルガンの経営陣によれば、JPMコインを使うことで、ブロックチェーン・プラットフォームを介して、現在は数日かかっている債券取引決済の即時受け渡しが可能になります。

IBM:企業向けブロックチェーン・プラットフォームを刷新

IBMは、全ての規模の企業のブロックチェーン・ネットワークの構築・運用をサポートしようとしています。

同社は最近、「IBMブロックチェーン・プラットフォーム」の新バージョンを導入しました。

このプラットフォームでは、企業がブロックチェーン関連ツールやサービスの実験を行いやすくなっています。

IBMブロックチェーン・プラットフォームは、アマゾン・ウェッブ・サービスやマイクロソフトのAzureなどのパブリッククラウド上で使うことができるようになりました。

新バージョンはまた、ネットワーク管理が容易になっています。

新バージョンで最も重要な点は、ブロックチェーン・コンポーネントの必要な箇所を必要な時だけ使え、そしてそれに応じた課金方式になったことです。

ユーザーはブロックチェーン・プラットフォームを小規模にスタートすることが可能になり、事業が拡大するにつれ、プラットフォームの利用および料金支払いも拡大できます。

このようなサブスクリプション課金方式は中小企業にとって魅力的で、ショッピファイやセールスフォース・ドットコムのようなSaaS(Software-as-a-Service、ソフトウェアの必要な機能を必要な分だけサービスとして利用出来るモデル)企業の成功により明らかです。

【米国株動向】IBM、医薬品物流ブロックチェーンプロジェクトでFDAと連携

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Joe Tenebrusoは、記事で言及されている株式および仮想通貨を保有していません。モトリーフール社は、アマゾン株、マイクロソフト株、セールスフォース・ドットコム株、ショッピファイ株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、IBM株をショートしています。モトリーフール社は、記事で言及されている仮想通貨を保有していません。

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