The Motley Fool

【米国株動向】バイオ医薬品のアッヴィ、アラガン買収を発表

モトリーフール米国本社、2019年6月25日投稿記事より

バイオ医薬品のアッヴィ(NYSE:ABBV)は25日火曜、競合のアラガン(NYSE:AGN)を630億ドルで買収する計画を発表しました。

この発表にアッヴィの投資家は失望し、同社の株価は約16%下落しました。

一方、アラガンの株価は約25%急上昇しました。

ヘルスケア銘柄比較:アッヴィとジョンソン&ジョンソン

計画によれば、アッヴィは、アラガン株1株当たりに120.30ドルの現金と0.866のアッヴィ株を割り当てます。

アラガン株の合計価値は、24日終値に対して45%の大幅なプレミアムとなります。

アッヴィは、しわ対策の注入薬「ボトックス」で有名なアラガンを買収することで、アラガンの美容関連や眼科などの成長分野を取り込む意向です。

この背景には、アッヴィの売上高の約60%を占める関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」の米国における特許の独占権が2023年に切れ、バイオシミラー(先行バイオ医薬品と同等の有効性を持つ医薬品)との競争にさらされることがあります。

買収後、合併会社におけるヒュミラの売上(190億ドル)は全売上高の40%未満となり、ヒュミラへの依存度が低下します。

また、アッヴィは合併により年間20億ドルのコスト削減効果を見込んでおり、今後、1桁台後半の増収率を予想しています。

一方、アラガンは近年業績が低迷しており、直近四半期の売上高は前年同期比2%減でした。

なお、買収には規制当局の認可およびアラガン株主の承認が必要ですが、アラガンの株主は買収を歓迎するとみられます。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Jim Crumlyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

最新記事