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株式投資にもコツは存在する?株式投資をはじめる際に把握しておきたい5つのポイント

「株式投資で資産が〇億円に」、「株式投資で〇億円稼いで脱サラ専業トレーダーに」このような記事を目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

株式投資で勝ち続け、億り人(1億円の資産形成)を目指したり、不労所得を得ることを夢見ている方も多いでしょう。

それでは株式投資はどうすれば勝てるのでしょうか?

実は株式投資で勝つためにはいくつかのコツが存在するのです。

そこで今回の記事では、

  • 株式投資にコツは存在する?
  • 株式投資を始める前に自分のポジションを確認する
  • 投資資金は本当に余裕資金で賄われているか
  • 損切り・利益確定の基準が明確になっているか
  • 企業分析が十分にできているか
  • 全体情勢など株式投資に適した時勢なのか
  • 株式投資に正解はない。自分のスタイルを確立しよう

以上についてお伝えしていきます。

この記事を読んで頂ければ、株式投資の勝つためのコツを知ることができ、今後の投資人生に大いに役立てることができるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

株式投資にコツは存在する?

そもそも株式投資で失敗する典型的な例は、

  1. 自分の投資スタイルを確立できていない
  2. 誰かの勧めや新聞や雑誌で紹介された銘柄を購入する
  3. 自分の知らない企業を何となくで購入してしまう

このようなことが挙げられます。

「投資」とは自分の大切な資産を投じることです。

そうであるならば、自分の投資スタイルを把握し、銘柄分析も念入りに行う必要があるでしょう。

株式投資は誰しもが勝てる投資ではなく、安易に始めるとあっという間に資産を失うことになります。

それでは以下で株式投資のコツを詳しく見ていくことにしましょう。

株式投資を始める前に自分のポジションを確認する

あなたの株式投資における現在地はどこですか?

こう聞かれて即答できる方は少ないと思います。

たとえば知らない土地に行く場合、スマホの地図アプリを見ながら目的地に向かう方も多いでしょう。

その時目的地の場所はもちろん確認すると思いますが、まず自分の現在地を確認することでしょう。

株式投資も同じで、まずは自分のポジション(現在地)を確認する必要があります。

自分の現在地がどこにあって、どのような経路でゴールに向かうのか考えておく必要があります。

株式投資の現在地を確認する上でまず考えるべき項目として「長期投資」なのか「短期投資」なのかを考えます。

なぜならばこれら2つは同じ株式投資でも投資スタイルや考え方などが大きく異なるからです。

つまり株式投資のゴールが「資産1億円」であっても、長期投資か短期投資ではスタート地点も異なれば、経路も異なるからです。

長期投資

  • 現在地:ファンダメンタルズ分析を行った上での株式保有
  • 経路:景気動向や業績動向の確認

短期投資

  • 現在地:テクニカル分析を行った上での株式保有
  • 経路:テクニカル指標を用いて短期間で値上がりする株を分析

長期投資は主にファンダメンタルズ分析を行い、対象企業の業績動向や日本や世界の景気動向を分析していきます。

その上で長期で保有してリターンを求められそうな銘柄を購入していきます。

一方、短期投資は主にテクニカル分析を用いて銘柄分析を行います。

テクニカル分析にはチャートと言われる1日、1週間、1ヶ月と期間を区切り株価をグラフ化したものです。

このチャートを分析し、値上がりしそうなシグナルを見つけ短期間でリターンを求めます。

つまり短期間で一気に値上がりする可能性のある銘柄を購入していきます。

このように自分のポジション(現在地)は長期投資なのか、短期投資なのかで投資スタイルが大きく異なるのです。

自分のポジション(現在地)を知ることが大切だということをご理解頂いたところで、続いて投資する資金について解説していきます。

投資資金は本当に余裕資金で賄われているか

近年、東証の主導で株式の最低取得単価が低くなり、比較的手が出しやすい金額で銘柄を購入することが可能になってきました。

株式投資で利益を求めようと思うと、つい一攫千金を夢見て一気に資金を投入してしまう人がいます。

しかしこれは決していい行動とは言えません。

なぜならば投資はあくまで余裕資金で行う必要があるからです。

株式投資にはリスクはつきもので、そのリスクとは会社の業績悪化による株価下落や倒産でしょう。

近年の日本企業は経済のパイの縮小や産業構造の転換により、以前より稼ぐことが難しくなっています。

絶対に潰れない会社など存在しないでしょう。

そのため自分が買った銘柄がどんなに大きな会社でも倒産してしまう可能性があることを忘れないでください。

仮に倒産した会社の株主になれば、それはただの紙くずとなってしまうでしょう。

そのようなリスクがあるからこそ、株式投資は必ず余裕資金で行うようにしてください。

一般的に現金として生活費の6ヶ月分が必要で、それ以上が余裕資金と考えます。

しっかりと生活防衛費を確保した上で、株式投資行ってください。

損切り・利益確定の基準が明確になっているか

実は株式投資は買うときよりも売る時の方が難しいのです。

なぜならば人間の感情が邪魔をするからです。

たとえば買った時より10%下落したら売却しよう、と決めていても実際に売却しようと思ってもなかなかできないのです。

「時間が経てば上がるかも」などと根拠のない期待を膨らませてしまいます。

また利益確定の際も、「時間が経てばもっと上がるかも」と期待をしてしまいます。

ここで一番大切なのは、なぜその銘柄を購入したかを振り返ることです。

買った理由がわかれば、売却するタイミングも自然とわかります。

たとえば、「〇社の新規事業での業績上昇は株価に10%の上昇をもたらす」と思えたのなら、必ず株価が10%上昇した時点で売却します。

またその時に自分なりの株価上昇のシナリオを立てておくことも大切です。

これはファンダメンタル分析でもテクニカル分析でも言えるのですが、自分でシナリオを立てて株価が逆に動くようなことが売却する、という行動が株式投資で勝ち続けるコツです。

ではそのシナリオをどのようにして立てるのでしょうか。

ミクロとマクロの2つの見方があるので、以下で詳しく見ていくことにしましょう。

企業分析が十分にできているか

株式投資では虫の目と鳥の目が必要だと言われます。

虫の目とはミクロ的な見方で1つ1つの企業を分析することで、鳥の目とはマクロ的な見方で経済全体を見渡す力です。

まずは虫の目であるミクロ的な見方をご紹介します。

株式投資でまず大切になることは企業分析です。

負けてしまう人の特徴として、企業分析をしっかりと行えていないことが挙げられます。

これは就職活動や転職活動でも同じことが言えると思います。

企業分析をしっかり行わなかったことで、入社してから「思っていたのと違う」という理由で退職してしまう人がいます。

その理由は、企業の経営方針や働き方、仕事内容などしっかり調べず納得しないまま入社してしまったことが原因です。

全てがそのような理由とは言えませんが、企業分析をしっかりと行っていればそのような結果になる確率を下げることができたはずです。

株式投資の銘柄分析も同様で、購入を検討している銘柄の企業が何を売っているのか、市場のニーズに対してどれほどの価値を提供できているのか、など成長の期待が投資資金に見合っているのかを検討します。

具体的には、会社のHPを確認したり、四季報で業績などを確認したり、可能であればその企業のサービスを受けてみたり、買ってみたりするといいでしょう。

さらに機会があれば、その企業で働く人の声を聞くといいでしょう。

そのような分析が行い、自分が納得できるのであれば購入するという流れが理想です。

間違っても「何となく上がりそうだから」といった理由で銘柄を購入しないようにしましょう。

全体情勢など株式投資に適した時勢なのか

続いて鳥の目であるマクロ的な見方です。

マクロ的な見方とは、一つの企業だけでなく経済全体を見渡す力が必要です。

実は経済や金融の知識をつけて、仕組みを理解してしまえば株式投資で勝つことが容易になるのです。

たとえば2012年12月から始まったとされる、いわゆる「アベノミクス」ですがこの仕組みを理解していれば早い段階で株価が上がることが予想できました。

アベノミクスには三本の矢があり、

  1. 大胆な金融緩和
  2. 機動的な財政政策
  3. 民間投資を喚起する成長戦略

これらにより持続的な経済成長を目指すと掲げられました。

特に注目すべきなことは、「大胆な金融緩和」です。

金融緩和とは中央銀行(日本の場合は日本銀行)が、市場の国債などを借り入れたり、金利を引き下げたりして投資を活性化させる金融政策の一つです。

金融緩和を行うことで、市中にお金がばらまかれ溢れたお金は株式や不動産などに向かうことが一般的です。

つまり金融緩和を行うことにより、株価が上昇する可能性が高まるのです。

また日本銀行は政策の一部で、ETF(上場投資信託)の買い入れを行っており、これによりさらに株価が押し上げられることが予想されました。

このアベノミクスは経済の仕組みを理解できていれば、大きなリターンを得ることができたでしょう。

また各国が発表する経済指標についても注目しましょう。

たとえばアメリカの雇用統計は全世界から注目される経済指標の一つです。

その理由はアメリカは基軸通貨である米ドルを持っていることと、世界最大の経済力を持っているからです。

アメリカの中央銀行(FRB)は雇用統計を特に注視し、この結果によって政策金利を変更したりしています。

基軸通貨の米ドルの金利はアメリカ国内だけではなく、世界のお金の動きを大きく変えますので、常にFRBの政策は注目されます。

企業は市場に対しサービスや製品を提供するため、このような経済情勢には大きな影響を受けます。

虫の目と鳥の目でしっかりと分析していく必要があるでしょう。

株式投資に正解はない。自分のスタイルを確立しよう

貯蓄から投資への流れを受けて、経済や金融の記事や書籍を見る機会が多くなってきました。

書かれている内容も様々で、一体何が正解なのか悩まれる方も多いでしょう。

しかし株式投資に正解はありません。

つまり絶対に勝てる方法などはなく、それは自分が作り上げていくものなのです。

これまでお伝えしたことを踏まえ、自分に合った投資方法で株式投資をすることが大切です。

特にファンダメンタル分析とテクニカル分析は得意不得意があります。

まずは自分はどのような投資スタイルが合っているのか、検討するといいでしょう。

まとめ

株式投資のコツについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

今回の記事のポイントは、

  • ポジション(現在地)を確認する
  • あくまで余裕資金で投資を行う
  • なぜ買ったがわかれば、なぜ売るかがわかる
  • 虫の目と鳥の目で分析を行う
  • 自分の投資スタイルを確立させる

でした。

繰り返しますが、株式投資に正解はありません。

しかし押さえるべきポイントはありますので、ここまでお伝えさせて頂いたことをしっかり振り返ってみてください。

自分の投資スタイルを確立させ、素敵な投資生活を満喫してください。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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