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怒りに伴う投資上の誤りに対する3つの処方箋

モトリーフール・シンガポール支局、2019619日投稿記事より

多くの投資家は、投資に際して怒りを認識することがあるでしょう。

何かがうまくいかないときにイライラして腹を立てるのはごく当たり前のことです。

未来が予測不可能なことから、投資で失敗することはよくあります。

しかし、普通の怒りと「罪深い怒り(自己中心的な怒り)」の間には明確な違いがあります。

投資家が「罪深い怒り」に陥った場合、自分を責めるのを避け、性急な決断を下し、積極的かつ本能的な行動こそが報われると考える傾向があります。

怒りを分析して投資プロセスを改善し、また過ちを振り返るといいでしょう。

危険なのは、怒りが「罪深い怒り」のカテゴリーに転じ、論理と合理性について考えられなくなるときです。

投資家は怒りの本能をどのように管理し制御するかを知り、しっかりと構築されたポートフォリオを怒りによって破壊することなく、かえって怒りを生産的に活用しましょう。

怒りが判断を鈍らせないようにするために投資家が心に留めておくべきことを紹介します。

1. 自分自身の感情を観察する

「罪深い怒り」に転じるかもしれない感情に注意することが重要です。

このためにできることは、自らの感情を観察することです。これにより、どのような怒りを感じているかを知ることができます。

例えば、「罪深い怒り」で腹を立てていると、市場でリベンジする必要があると感じてしまい投資判断を曇らせる可能性があります。

このためには行動をとる前に10日ほど待つといいでしょう。

この期間で頭を冷やし、落ち着くことができます。

2. 分析する

過ちを犯して激怒しているとしても、起こったことを分析するのが重要です。

調査不足だったのか、デューデリジェンスに失敗したのか、それとも単なる不運だったのかを自問してみてください。

リスクを十分に考慮せずに早急に決断したのか、それともあまりにも早く行動したいがためにリスクを無視したのかなど、考えてみましょう。

状況を分析する機会を持つことで、「罪深い怒り」を避けることができるかもしれません。

3. 我慢強く待ちつつも警戒する

多くの場合、投資対象企業の株価が下落すると、投資家は防御的になって怒りを感じ、一刻も早く売却したい気持ちに駆られるかもしれません。

しかし、用心深く待つほうが良いでしょう。

当初投資した理由は何だったのか?それは依然有効か?

また、単に市場で注目されていたから投資をしたのか、それとも慎重なデューデリジェンスの下で投資したのか自問する必要があります。

上記の3つで、投資対象が低いバリュエーションでも魅力的かどうかを確かめられるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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