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【米国株動向】クルーズ船運営のカーニバル、業績見通しの下方修正で株価続落

モトリーフール米国本社、2019年6月21日投稿記事より

世界最大のクルーズ船運営会社のカーニバル(NYSE:CCL) (NYSE:CUK)の株価は、通期業績見通しの下方修正を受けて20日木曜に約10%、21日金曜に約5%下落しました。

木曜の下落は業績見通しの下方修正を受けたもので、金曜はアナリストによる目標株価引き下げなどのネガティブな反応によるものでした。

カーニバルが20日に発表した第2四半期(3月~5月)決算によれば、売上高は前年同期比11%増の48億4,000万ドルで、アナリスト予想の45億3,000万ドルを上回りました。

調整後1株当たり利益も0.66ドルでアナリスト予想(0.61ドル)を上回りました。

収容人員能力の拡大および乗客の支出増加が増収に貢献しました。

しかし、市場はカーニバルの見通しに注目していました。

同社は通年の1株当たり利益を、当初の4.35ドル~4.55ドルから4.25~4.35ドルに引き下げ、アナリスト予想の4.54ドルを下回りました。

CEOのアーノルド・ドナルドは、世界的なマクロ経済環境の低迷(特に欧州とアジア)と米国政府によるキューバへの渡航制限強化を指摘しました。

これを受け、金曜にはアナリストによる推奨引き下げおよび目標株価の下方修正が相次ぎました。

ウイリアム・ブレアのアナリストは、推奨を「買い」から「中立」に引き下げました。

カーニバルの業績見通しが、ライバルのロイヤル・カリビアンやノルウェージャンクルーズに大きく劣っているためです。

バークレイズのアナリストも、推奨を「買い」から「中立」に下げ、目標株価も69ドルから55ドルに引き下げました。

なお、一部のアナリストは、カーニバルは短期的な逆風に直面しているものの、現在の予想PER(株価収益率)9倍から見た場合、長期的な見通しは有望と見て「買い」推奨を継続しています。

【米国個別株動向】カーニバルの低調な決算に投資家は懸念

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Lou Whitemanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、カーニバル株を推奨しています。

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