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注目される米国成長株3選:ファイブ・ビロー、スティッチ・フィックス、ルルレモン

モトリーフール米国本社、2019年6月17日投稿記事より

成長株投資では、市場動向やタイミングにこだわらずに優れた株を追求すべきでしょう。

もちろん経済全体が落ち込めば、成長株も下落しますが、反発する可能性が高く、長期的には最高値を更新していくでしょう。

今注目される成長株としてファイブ・ビロー (NASDAQ:FIVE)、スティッチ・フィックス (NASDAQ:SFIX)、ルルレモン・アスレティカ (NASDAQ:LULU) を紹介します。

ファイブ・ビロー:買い物を楽しめる店舗でリピート客増やす

10代を主な顧客ターゲットにしたディスカウントストアのファイブ・ビローの「勝利の方程式」は、ブルートゥーススピーカーから浮き輪に至る全ての商品を5ドル以下で売ることです。

7年前のIPO(新規株式公開)から株価は392%上昇しています。

ウォルマートの元幹部が経営するファイブ・ビローは、トレンディーな品揃えを維持することでリピート客を増やしています。

また、ユーザーは、お宝探しのように買い物を楽しめるようになっています。

この結果、第1四半期(2月~4月)の売上高は前年同期比23%増、1株当たり利益は18%増と好調です。

過去数年間のファイブ・ビローの好業績を市場は見逃しておらず、同社株は予想PER42倍で取引されています。

しかし、小売業の経験豊かな経営陣に率いられたファイブ・ビローの全米拠点数はまだ目標(2,500店舗)の3分の1なので、大きな成長余地があります。

スティッチ・フィックス:衣料品でも利便性追求

消費者の購買スタイルは、さらに利便性を追求したものになりつつあります。

携帯のアプリを使ってライドシェアリングを頼むことができ、食料品は2時間以内で配達され、そして体にぴったりの洋服が玄関に届くのです。

衣料などでAIとスタイリストがパーソナルスタイリングを提供するスティッチ・フィックスは、310万人の顧客リストを抱えており、リストはさらに拡大しています。

顧客はネットサーフィンや実店舗を巡ることなく、簡単にお気に入りの洋服を見つけることができます。

5年前の売上高は7,300万ドルに過ぎなかったのが、昨年は14億6,000万ドルへ急拡大しています。

2017年末のIPO以来、スティッチ・フィックスの株価は横ばいで推移してきましたが、堅調な売上高と収益性の高いビジネスモデルにより株価が上昇するのは時間の問題との見方があります。

スティッチ・フィックスはユーザーデータを活用してユーザーそれぞれの好みに合った商品を提供しています。

ユーザーのデータベースが大きくなればなるほどサービスの質も上げることができます。

スティッチ・フィックスは成長の早期ステージで初期投資がかさんでいるため足元の利益はあまり出ず、利益ベースでの同社株のバリュエーションは適切とは言えません(現在の予想PERは115倍)。

しかし、同社は消費者のアパレル購入方法に革命をもたらす可能性があります。

スティッチ・フィックスの時価総額は29億ドル程度であり、巨大なアパレル市場という大きな池の小さな魚に過ぎないので、成長株として大きなポテンシャルが残されているでしょう。

ルルレモン:急成長しているが依然大きな成長余地

ヨガアパレルのルルレモンは、グローバル・アスレチックウエア・ブランドで、過去10年間に急速な成長を遂げました。

株価は過去2年間で3倍になりました。

しかしそれでも時価総額は230億ドルで、2021年には3,500億ドル以上と予想されるアスレチックアパレル市場を考えると、長期的には株価のアップサイドは大きいとの見方があります。

ルルレモンは第1四半期(2月~4月)決算を発表したばかりで、業績は依然好調です。

売上高は前年同期比20%増、特に海外売上は39%増です。利益も堅調で35%増でした。

新カテゴリーの導入や品揃えの充実により、女性物、男性物両方で売上が伸びています。

ルルレモンの最近の好業績を考えると、株価が予想PER39倍で取引されているのは理解できます。

しかし、会社ガイダンスの中間値に基づく今年の売上高は37億5,000万ドルの見込みで、アスレチックアパレルの市場規模と比べるとまだまだ小さいものです。

経営陣は今後5年で海外売上高の4倍増を予想しているため、ルルレモンには長期的な成長軌道があると考えられます。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者John Ballardは、ルルレモン・アスレティカ株を保有しています。モトリーフール社は、ルルレモン・アスレティカ株とスティッチ・フィックス株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、ファイブ・ビロー株を推奨しています。

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