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他人が出来ている投資方法が、自分も出来る訳ではない

投資ブログやマネー関連紙には、年収が決して高い訳でもないのに何千万円単位を運用している若い投資家さんや、プロの運用者でもないのに投資理論に通じている人がいます。

今まさに投資を始めようとする人からすると、投資で成功している人は何倍も輝いて見えることから、特にインデックス投資等は自分でも「簡単にできてしまうのではないか?」と思ってしまいます。

しかし忘れてはならないのが、私を含むほぼ全ての投資ブロガーさんや雑誌に登場する投資家さんは、ご自身の全ポートフォリオと収支状況を公開しておりません。

つまり他人が出来ている投資手法が、自分のリスク許容度と当てはまらないケースが多いことに注意が必要なのです。

例えば、まずは収入の観点です。

医師や外資系社員の場合は、日本人の平均給与の数倍の収入があったりしますし、意外に多いのが夫婦共働きによって片方の収入全額を資産運用に廻している場合ですね。

特に子供のいない家庭だと、往々にして資産運用の額が多い傾向にあります。

給与収入以外では副業での稼ぎが大きいパターンもありますが、この手の情報全てを開示している人もあまり見かけません。

一声に「サラリーマン投資家」といえど、収入面では千差万別なのです。

次に住居の観点です。

人の三大支出は「住宅購入費」「教育費」「老後資産」ですので、住居購入費の有無は資産運用の戦略に大きく関わってきます。

特に独身の人で勤務先が実家から近い場合、親と同居しているケースがあります。親と同居していると住居費がかかりませんし、生活費も圧縮できます。

他には勤務先の寮や社宅に住んでいる人も、住居費が少なくなりますね。

インデックス投資は誰もが手軽に実施できて且つ、再現性の高い投資方法ですが、リーマンショックの際は分散投資をしていても-60%近い下落となりました。

インデックス投資は長期間バイ&ホールドを継続できれば、誰もがリターンを得られる可能性がある半面、大きく成功するには積立て投資を継続できる世帯収入も必要です。

これから投資を始めようとする人が向き合うのは他人の投資方法や資産運用額ではなく、自分のリスク選好度とリスク許容度なのを忘れてはいけないのです。

アセットアロケーションを自分のリスク許容度内に検討することが、資産運用の基本の「き」であることを忘れてはいけません。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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