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低金利環境で注目されるカナダのREIT

モトリーフール・カナダ支局、2019年5月29日投稿記事より

債券や株と同様に、不動産は金利と密接に関係しています。金利が上がると不動産投資がしにくくなり、不動産所有の魅力が低下します。

しかし長期投資家とっては、不動産投資は富を生み出すためのよい方法です。

カナダ中央銀行は、近い将来、金利を引き上げないと予想されます。

従って、REIT(不動産投資信託)を含めた不動産の購入について今は良いタイミングと言えるでしょう。

ポートフォリオに不動産を加えることには、多くの利点があります。

不動産は株式や債券などの他の金融資産との相関性が低いため、不動産を既存のポートフォリオに追加することで、リスクを分散させることができます。

さらに低金利環境では、不動産のパフォーマンスは他の資産を上回ります。

質の高いREITを購入する

REITの購入は、ポートフォリオに不動産を加える一つの方法です。

REITに投資するためには、数百万ドルも必要ありません。5,000ドルから始めることができます。

REITへの投資には、多くの利点があります。最大の利点は、REITが不動産の管理方法および利益追求の方法を熟知しているプロの管理者によって運営されていることです。

第2の利点は、カナダの税法がREIT保有者にとって有利にできていることです。

REITは、課税対象利益の90%以上をREIT保有者へ分配しなければなりません。

3つの主要REIT

Artis(TSX:AX.UN)、Allied Properties(TSX:AP.UN)、RioCan(TSX:REI.UN)などのREITを購入した場合、不動産を管理する手間なしに安定した受動的収入を得ることができます。

Artisは、カナダおよび米国の工業用、小売用、およびオフィス用不動産を管理している分散化された商業用REITの1つです。

当REITは、1投資持分あたり11.78カナダドルで取引されており、利回りは5.18%です。

また、1投資持分当たり0.045カナダドルの分配金が支払われます。

ポートフォリオにArtisを加えることの最大の利点は、営業純利益(NOI)の30%以上が米国を拠点とする賃貸物件から生み出されていることです。

これは、米ドル高カナダドル安の場合、REITがより多くの分配金を支払うことを意味します。

Allied Propertiesは、トロントのオフィスに焦点を当てています。

そして、やや旧型のオフィスビルに、高い天井、自然光、レンガ、堅木張りの床などを取り入れることによって、現代的なオフィスに変えるということを行っています。

トロントとモントリオールのオフィスが当REITのポートフォリオの半分以上を占めています。

当REITは一投資持分当たり49.01カナダドルで取引され、その年間利回りは現在3.36%です。

1投資持分あたり0.133カナダドルの分配金が毎月あります。

RioCanは、カナダ最大のREITの1つです。

いくつかの大規模小売業者を顧客としており、カナダ全土の大規模小売物件を管理しています。

RioCanは、収益率の低い小都市の物件の売却を開始しており、変革の最中にあります。

当REITは、一投資持分当たり26.36カナダドルで取引されています。

RioCanは1投資持分あたり0.12カナダドルの分配金を支払っており、年間利回りは5.59%となります。

結論

金利が低下する可能性があるとき、REITへの投資は魅力を増します。

ポートフォリオを分散化し、受動的な収入を得たい場合、REITに注目すべきでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Haris Anwarは、記事で言及されている株式を保有していません。

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