The Motley Fool

増配を継続している英国の不動産株に注目

モトリーフール英国支局、2019年5月16日投稿記事より

筆者が英国で賃貸用不動産投資を行わない最大の理由の一つは、単一投資リスクです。

その代わり、FTSE 250のGrainger(ティッカー:GRI)のような不動産株に注目しています。

堅調な実績

同社の2019年度上期(2018年10月~2019年3月)の純賃貸利益は前年同期比で33%増加しました。

その大部分はロンドンにある1,700戸の民間賃貸セクター(PRS)を買収したことによるものです。

また、その他賃貸利益も3.7%増加し、税引前利益は7%増加しました。

同社経営陣は中間配当を10%増加させると述べ、同社の業績に対する満足度と自信を示しました。

同社は、過去5年間で180%以上も増配を行っています。

CEOのヘレン・ゴードンは、Graingerの戦略は英国の中規模都市の質が高い新しい賃貸住宅に投資することであると述べました。

同社は8,400の賃貸住宅を保有しており、それに加えて、約8,200の新しい住宅を開発中です。

ゴードンは、「堅調な業績に基づく高い配当成長により、株主還元を高めることを目指している」と述べました。

ロンドンの1,700戸のPRSと開発中の資産の取得は、今後数年間で賃料収入の2倍以上の増加につながるはずであり、同社は配当のさらなる成長につながると予想しています。

今後の見通し

興味深いことに、Graingerなどの不動産会社が不動産市場に積極的に参入しているにもかかわらず、個人の賃貸用不動産投資家の投資は縮小しています。

同社は、不動産市場の動向から恩恵を受けることのできる「主導的立場」にあると述べています。

同社の株価は、PBR(株価純資産倍率)の2倍を下回る水準です。

そして、予想配当利回りは約2.6%です。この状況においては、株価が特段割安というわけではありません。

しかし、同社の成長戦略は有望とみられ、予想される配当成長は魅力的でしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Kevin Godboldは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフールUKは、記事で言及されている株式を保有していません。

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