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英国の物流施設REITに注目

モトリーフール英国支局、2019年5月24日投稿記事より

最近、筆者がロンドンから北西方面にあるミルトン・キーンズ近くを運転しているとき、あたりを埋め尽くすほどの巨大な倉庫群に遭遇しました。

これらの倉庫が占める面積は、いくつかのサッカー場が入るほど大きなものです。

そして倉庫の多くは、人目を引かないように空のような青色で塗られています。

これこそが、現代の物流システムの象徴です。

こういった先進物流システムに投資を行うのは、非常に興味深いことと思われます。

物流施設に投資する理由

Urban Logistics REIT(不動産投資信託、ティッカー:SHED)が注目されています。同REITは、工業用および物流用不動産というニッチな分野に投資しています。

同REITの投資の背景にあるのは、Eコマース(電子商取引)の驚異的な成長です。Eコマースでは将来的に、商品の輸送、保管、配達に対する莫大な需要を処理できる新しい施設と最新の流通ネットワークが必要です。

そのため、Urban Logistics REITは、筆者が見た巨大な倉庫の所有者と同じような地域で運営されているようです。

また、同REITのウェブサイトによると、Eコマース取引量の増大とともに「立地の良い小規模な」倉庫に対する需要が高まっています。

それが、同REITが焦点を当てている分野です。その分野の不動産は、同REITのポートフォリオにおいてはまだまだ比率が低い状態です。

実績と今後の見通し

Urban Logistics REITは2016年4月に事業を開始し、高い利益と資本成長の可能性を持つ質の高い資産のポートフォリオを構築していると述べています。

同REITが所有する資産は、さまざまな業界から多様なテナントを引き付けます。多くの不動産会社と同様に、Urban Logistics REITは不動産を単純に売買することはしません。

時宜に適った時に不動産を売買し、投資主への還元を高めることを目指しています。

直近の通期決算報告は力強いものでした。

1投資持分当たり利益は約43%増加し、純資産価値は13%上昇して1投資持分当たり138ペンスとなりました。

現在の129ペンスに近い株価は、同REITが依然として株式市場から保守的に評価されていることを示しています。

昨年、同社は4,800万ポンドを費やし、7つの物流施設を取得しました。

そして、1,130万ポンド相当の財産を処分しました。これにより、売却物件の平均総不動産利益率は25%強となりました。

同社の不動産ポートフォリオは「フル稼働」であり、経営陣は継続的な賃料値上げが可能と考えており、実際に平均賃料は40%近く上昇しています。

リチャード・モフィット最高経営責任者(CEO)は、レポートの中で次のように述べています。

「Urban Logistics REITは、不動産業界での最高の銘柄であり続けます」

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


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元記事の筆者Kevin Godboldは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフールUKは、記事で言及されている株式を保有していません。

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