The Motley Fool

【米国株動向】アップルのサービス事業拡大の鍵握るモバイルゲーム

モトリーフール米国本社、2019年6月12日投稿記事より

アップル(ティッカー:AAPL)は、主力のiPhone売上が伸び悩んでいるため、サービス収入を拡大させようとしており、その中でもモバイルゲームを伸ばそうとしています。

そのため、モバイルゲームの課金サブスクリプションサービスであるApple Arcadeの準備を急いでおり、これは課金ゲームを新たな収益源にするためです。

同社は、Apple Arcade向けのゲーム開発に5億ドルを投じていると報じられています。

この背景には、App Storeでは無料ゲームの人気が高く、有料ゲームの拡大がうまくいかないことがあります。

【米国個別株動向】アップル、減収減益決算でもアナリスト予想を上回る

アップルのサービス事業重視の戦略展開に課題浮上

モバイル消費支出の74%がゲーム

今週開催されているビデオゲーム業界の最大イベント「E3」に合わせて発表されたモバイル分析企業App Annieの調査レポートによれば、モバイルゲームはアプリダウンロード数の33%を占め、モバイル消費支出の74%を占めました。

平均的には、モバイルデバイス1台に平均8つのゲームがダウンロードされていることになります。

世界的なスマートフォンの普及により、さまざまなビデオゲームの需要が拡大しています。

アルファベット(ティッカー:GOOG、GOOGL)が親会社のグーグルもStadiaと呼ばれるゲーム・サブスクリプション・サービスをスタートさせ、アンドロイド・スマートフォンの顧客ベースを元にユーザー数を拡大させています。

しかし、収益化ではアップルのApp Storeが大きく先行しています。

ゲームのダウンロードにおける市場動向

指標 2018年
グーグルプレイのダウンロードシェア 72%
App Storeのダウンロードシェア 28%
グーグルプレイでの消費支出額 36%
App Storeでの消費支出額 64%

出典:APP ANNIE.

App Annieによれば、中国における新規ビデオゲーム認可の凍結が2018年後半のモバイルゲーム市場を圧迫したとみられます。

この逆風は2019年に入っても続いており、中国のゲームメーカーに大きな悪影響を及ぼしています。

アップルCEOのティム・クックも年初に、中国ゲーム市場の減速がApp Storeの業績に響いていると指摘していました。

アップルは、2020年にサービス売上500億ドル、課金サブスクリプション5億アカウントを目指しています。

この目標達成には、モバイルゲームの拡大が非常に重要です。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Evan Niu, CFAは、アップル株を保有しています。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アップル株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、アップル株に関するオプションを保有しています(2020年1月の150ドルのロング・コールと2020年1月の155ドルのショート・コール)。

最新記事