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つみたてNISAとiDeCoの基本戦略

日本では長期における資産形成の一助として、投資利益に対して長期間非課税となるつみたてNISAやiDeCo(企業DC)等の税制度があります。

具体的な非課税期間は、つみたてNISAは20年、iDeCoは永年です。(一般NISA&ジュニアNISAは非課税期間が5年の為、本記事では取り扱いません)

しかし、いくら国が投資利益に対する非課税制度を用意してくれたとしても、日本人はごく一部の家庭を除いて金融教育を受けておらず、何から調べていいのかすら分かりません。

今回は資産形成層となる30~40代の世帯を中心とした、つみたてNISA&iDeCoにおける基本戦略をお伝えしたいと思います。

結論から申しますと、拠出するお金は全て、先進国株式インデックスファンドへ集中投資することを推奨します。

具体的な銘柄は「eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンド」か、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

iDeCo(企業DC)の金融機関で上記二つのファンドの取り扱いが無い場合は、指数MSCI KOKUSAIを対象としたパッシブ運用&信託報酬の安い投資信託をお選び下さい。

株式投資は企業の利益成長+配当がリターンの源泉となりますので、長期的な目線で見ると幅広い株式会社へ分散投資を行うことで、プラスのリターンが期待できます。

そして株式市場の世界時価総額比率の割合は、先進国(除く日本)が約80%を占めていることから、投資対象とするのを先進国株式インデックスファンドとしている理由となります。

つみたてNISAやiDeCo等の長期投資でアクティブファンドではなくインデックスファンドを勧める理由は、歴史上長期に渡ってアクティブファンドのリターンがインデックスファンドを上回った事例がほとんど無く、事前にインデックスファンドのリターンを上回るアクティブファンドを見極める手法が存在しないからです。

また、新興国市場のインデックスファンドを含めた投資手法を無理に推奨しないのには理由が3つあります

  1. iDeCoだと新興国まで含んだ全世界株式インデックスファンドの取り扱いが少ない
  2. 新興国市場はリターンが不安定
  3. 新興国株式市場が世界のリターンに占める割合は1割ぐらい

先進国株式インデックスファンドに対して新興国株式まで保有するかは好みが大きくでますので、万人に推奨する程ではないからです。

それでももし、新興国市場や日本市場まで含んだ全世界に投資をされたいなら、eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)がベストとなるでしょう。

長期間の非課税制度では、安定したプラスリターンが1番期待できる投資手法を用いるのが鉄則です。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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