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投資をするうえで絶対忘れてはならない、リスク選好度とリスク許容度

長期・分散・積立て投資を実施するのは簡単なものの、これを長期で続ける難しさは株価=リスク資産が日々変動することによって、不安との戦いになるからです。

投資をするうえで絶対忘れてはならない2つのこと。

それはリスク選好度とリスク許容度です。

  • リスク選好度とは、リスク資産の値動きに耐えられるメンタル的な強さ
  • リスク許容度とは、リスク資産の損失分を補える収入&貯蓄

リスク選好度から話をすると、資産が1億円あっても10万円の損失にも耐えられない人はリスク選好度がとても低く、逆に資産が100万円しかないにも関わらず全額をリスク資産に投入できる人は、とてもリスク選好度が高いことを意味します。

リスク選好度とは、日々値段が変化するリスク資産への投資において、その状況下でもいつも通り平静を保って見て&生活してられるかとなります。

次にリスク許容度ですが、これはライフステージと職業によって大きく変わり、そして時間の経過と共に変化していきます。

20代独身の社会人なら、リスク資産に発生した損失は気にすることもなく月々の給与で補填することが可能ですが、70歳無職で公的年金しか収入がない人は、リスク資産に損失が発生してもそれを補填する収入はありません。

つまり前者の20代独身の社会人はとてもリスク許容度が高く、後者の70歳無職の人はリスク許容度が非常に低くなります。

しかし20代独身の社会人も結婚をし、子供を授かるとリスク許容度が変わってきます。

今までの生活環境に対して、マイホームや車の購入など大型の支出が迫ってくると、ある程度のまとまったお金が必要になりますので、資産全体としては無リスク資産(現金貯金等)の割合を増やすことになる=リスク許容度が低下します。

そして子供が大きくなり、中学生ぐらいになると大学進学を視野に入れた学費への意識が必要となるでしょう。

その状況下で毎年のリターンが確約されていないリスク資産による運用を続けることは、子供が大学進学までの時間が少なくなるにつれて、難しくなります。

これが、リスク許容度はライフステージと職業・時間の経過による変化を意味します。

もしもリスク許容度が変化する過程で、株価=リスク資産の変動が気になって夜も眠れない日々が続くようならどうすれば良いのでしょうか?

答えは簡単です。

今のあなたに適したリスク選好度(=リスク資産の変動率)になるまで、株式の保有割合を減らすのです。

長期投資とは、自分の心との戦いであることを忘れてはなりません。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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