The Motley Fool

【米国株動向】市場はキャンベル・スープの事業再編と好決算を評価

モトリーフール米国本社、2019年6月5日投稿記事より

パッケージ食品大手のキャンベル・スープ(ティッカー:CPB)の株価は、5日水曜に堅調な第3四半期(2月~4月)決算発表を受けて一時9%上昇しました。

数四半期にわたる買収および売却による事業再編を経て、同社は売上高および利益の最適化を実現しつつあるとみられ、投資家はその進捗を評価しているようです。

(訳注:「物言う株主」として知られる投資ファンドのサード・ポイントがキャンベル・スープの筆頭株主(6.97%保有)で、昨年から抜本的な経営改革を要求しています。)

第3四半期決算の概要

財務指標 2019年度第3四半期(2月~4月) 2018年度第3四半期 前年同期比
売上高 22億ドル 19億ドル 15.8%
純利益 8,400万ドル -3億9,300万ドル N/A
希薄化後1株当たり利益 0.28ドル -1.31ドル N/A

出典:キャンベル・スープ

・冷凍食品などの「キャンベル・フレッシュ」セグメントは、幾つかの事業売却を経て、第3四半期に非継続事業と分類され、損益計算書から外されました。

しかし、第3四半期の1株当たり利益には、「非継続事業による損失」でマイナス0.16ドルの影響が含まれています。

・「キャンベル・フレッシュ」セグメントが外れたことにより、キャンベル・スープの主要セグメントは、「食事および飲料」と「グローバル・ビスケットおよびスナック」の2つになります。

・売上高の2桁増は、昨年買収したスナック食品大手スナイダーズ・ランスの売上が加算されたことが主因です。

・買収により、ビスケットおよびスナックセグメントの売上は38%増の11億5,000万ドルでした。買収分を除いた場合、同セグメントのオーガニック売上は1%増でした。

・食事および飲料セグメントの売上は1%減の10億2,000万ドルでした。

・調整後売上高総利益率は210ベーシスポイント減少し、33.4%となりました。スナイダーズ・ランスの買収に伴い、利益率の低いスナック食品の割合が増えたためです。

今後の見通し

「キャンベル・フレッシュ」セグメントの非継続事業化による減収要因で、キャンベルは通期の売上高予想を、以前の100億ドル~101億ドルから90億8,000万ドル~91億3,000万ドルに下方修正しました。

利益見通しについては、調整後EBIT(利払前・税引前利益)が13億7,000万ドル~14億1,000万ドルから若干上方修正され、13億9,000万ドル~14億1,000万ドルになりました。

調整後1株当たり利益は、当初の2.45ドル~2.53ドルが2.50ドル~2.55ドルに修正されました。

(なお、米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、英国のEU離脱が差し迫る中、投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「ブレグジットの混乱を乗り越えて、よりよいポートフォリオを構築しよう:5ステップの投資ガイド」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Asit Sharmaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

最新記事