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【米国株動向】ティファニー決算:中国の報復関税の影響を注視

モトリーフール米国本社、2019年6月4日投稿記事より

高級宝飾品のティファニー(ティッカー:TIF)のさえない業績が続いています。

同社が4日火曜に発表した第1四半期(2月~4月)決算は、過去数四半期と同様に成長が減速しました。

なお、年間配当が引き上げられたため、株価は上昇しています。

今後について経営陣は、米中貿易戦争の激化に伴い、中国への輸入品に対する報復関税の影響を注視しています。

第1四半期決算の概要

財務指標 2019年度第1四半期(2月~4月) 2018年度第1四半期 前年同期比
売上高 10億ドル 10億3,000万ドル -3%
純利益 1億2,500万ドル 1億4,200万ドル -12%
1株当たり利益 1.03ドル 1.14ドル -10%

出典:ティファニーの財務報告

・既存店売上は前年同期比5%減ですが、前四半期比では若干改善しています。

米国の既存店売上は前年同期比4%減で、日本は横ばい、欧州と中国では増加しました。

・売上高総利益率は、前年同期の63%から62%に低下しました。

費用の増加と売上高の低迷が主因です。

・売上費用の増加が引き続き売上高の伸びを上回っていますが、落ち着きつつあります。

第1四半期の売上費用は、前四半期の15%増に対して3%増に留まりました。

それでも営業利益は、前年同期の2億400万ドルに対して1億6,100万ドルと減少しました。

今後の見通し

中国への宝飾品輸入は25%の報復関税の対象となるため、これまで好調だった中国市場での成長が減速する可能性があります。

投資家は、中国の需要動向と、経営陣がいかに関税の影響を回避できるかを注視しています。

経営陣は2019年度の主要見通しを変更していません。

増収率は、前年度の6%に対して3%程度の減速を見込んでおり、営業利益率は横ばいか若干の上昇を予想しています。

なお、売上高の低迷は第2四半期まで続きますが、第3四半期以降の回復を経営陣は予想しています。

経営陣の事業に対する自信を反映し、年間配当は5%引き上げられ2.32ドルとなりました。

(なお、米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Demitrios Kalogeropoulosは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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