The Motley Fool

【米国株動向】セールスフォース、堅調な決算を継続

モトリーフール米国本社、2019年6月4日投稿記事より

顧客管理ソフトのセールスフォース・ドットコム(ティッカー:CRM)は4日火曜の夕方、2020年度第1四半期(2月~4月)決算を発表しました。

アナリストのコンセンサス予想を上回る好業績だったため、株価は時間外取引で約3%上昇しました。

ウォール街は、売上高の急増、堅調なキャッシュフローなどを評価しています。

セールスフォースの第1四半期決算の主なポイントは以下の6つです。

1. 売上高24%増

第1四半期の売上高は、アナリスト予想の36億8,000万ドルに対して前年同期比24%増の37億4,000万ドルで、為替中立ベースでは26%増でした。

2019年度第4四半期の為替中立ベースの増収率が27%だったので、売上高の増勢が継続しています。

2.非GAAPベースの1株当たり利益0.93ドル

非GAAP(米国一般会計原則)ベースの1株当たり利益は、前年同期の0.74ドルに対して0.93ドルで、アナリスト予想の0.61ドルを上回りました。

なお、利益には戦略的投資の時価評価益0.27ドルが含まれています。

3.営業キャッシュフロー34%増

営業キャッシュフローは前年同期比34%増の19億7,000万ドルで、セールスフォースのビジネスモデルの強さを反映しています。

この結果、期末の現金および現金同等物は63億8,000万ドルに達しました。

昨年、セールスフォースはIT企業のMuleSoftを買収し、現金が一時的に減ったわけですが再び60億ドル超の水準に戻りました。

同社には買収を活用して付加価値を高めてきた実績がありますので、次の買収先が浮上しても投資家にとってはサプライズとはならないでしょう。

4.サービスクラウド部門の売上が10億ドル突破

セールスフォースのサービスクラウド部門の売上は前年同期比20%増の10億2,000万ドルとなり、同社の主力部門であるセールスクラウドとの差が縮まりつつあります。

セールスクラウド部門の売上は11%増の10億7,000万ドルでした。

5.非GAAPベースの営業利益率18.2%

非GAAPベースの営業利益率は、前年同期比122ベーシスポイント増の18.2%でした。

6.セールスフォース・プラットフォームおよびその他クラウドの売上46%増

MuleSoft買収で売上が1,400万ドル増加したこともあり、セールスフォース・プラットフォームおよびその他のクラウド売上が最も大きく伸び、増収率は前年同期比46%でした。

マーケティングおよびコマースのクラウド売上は33%増で2番目でした。

マクロ環境の不透明性にもかかわらず、会長兼共同CEOのマーク・ベニオフは今後の堅調な成長を予想しています。

セールスフォース、銃販売企業にソフトウェア提供せず

(なお、米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、英国のEU離脱が差し迫る中、投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「ブレグジットの混乱を乗り越えて、よりよいポートフォリオを構築しよう:5ステップの投資ガイド」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、セールスフォース株を保有しており、そして推奨しています。

最新記事