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【米国株動向】アンバレラ、予想外の利益計上で株価急騰

モトリーフール米国本社、2019年6月4日投稿記事より

ビデオ処理半導体のアンバレラ(ティッカー:AMBA)は4日火曜の夕方、第1四半期(2月~4月)決算を発表しました。

短期的な成長を抑制するようなマクロ経済の緊張にもかかわらず、同社は予想外の調整後利益やコンピュータービジョンチップでの進展を発表したため、株価は時間外取引で一時15%以上上昇しました。

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第1四半期決算の概要

財務指標 2020年度第1四半期(2019年2月~4月) 2019年度第1四半期(2018年2月~4月) 前年同期比
売上高 4,720万ドル 5,690万ドル -17%
GAAPベースの純利益(純損失) -1,730万ドル -1,000万ドル N/A
GAAPベースの1株当たり利益(損失) -0.53ドル -0.30ドル N/A

出典:アンバレラ。GAAP(米国一般会計原則)

・第1四半期の売上高は前年同期比17%減の4,720万ドルでしたが、3月に経営陣が示したガイダンス(4,700万ドル)を若干上回りました。

・株式報酬を除く調整後(非GAAP)ベースでは、アンバレラは300,000ドルの純利益を計上しました。1株当たり利益は0.01ドルで、前年同期の0.13ドルを下回りましたが、アナリスト予想の0.05ドルの赤字を上回りました。

・調整後売上高総利益率は前年同期比2.2パーセントポイント低下の59.6%でしたが、会社ガイダンス(59%~60%)の範囲内でした

・アンバレラは、第1四半期には自社株買いを行いませんでした。なお取締役会は、5,000万ドルの新たな自社株買いプログラムを承認しました。

・第1四半期期末時点の現金および現金同等物は3億6,620万ドルで、前四半期の3億5,890万ドルよりは増えていますが、前年同期の4億1,410万ドルからは減少しています。

今後の見通し

アンバレラは、コンピュータービジョンチップの見通しについて、まず業務用監視カメラ、そして家庭用監視カメラおよび自動運転車での需要を見込んでいます。

「最近の地政学的要因により中国の監視カメラ顧客からの注文が停止したことが、売上高や売上高総利益率に影響を与えている」とコメントしており、この結果、第2四半期の売上高を5,100万ドル~5,300万ドルと予想しています。

これは前年同期の6,350万ドルを下回っていますが、アナリスト予想の約4,900万ドルを上回っています。

売上高総利益率は、第1四半期から若干低下して57%~59%と予想しています。

(なお、米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Steve Symingtonは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アンバレラ株を保有しており、そして推奨しています。

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